我が家には百科事典や名作文学全集などなかったので緋雪様宅は本好きの緋雪様にとって素晴らしい環境だったなぁって思います。
中学、高校は太宰治だったんですね。
私は太宰治といえば「走れ、メロス」くらいであまり読んでいないです😅
あっ!
緋雪様が会話に入っていけなかった星新一なんかは好きでした。
そして、中学生になったら「小説ジュニア」を買って読むようになりました。
私は小さい頃本が我が家になかったので、子供達には本を買うようにしました。
おまけに孫のためにと百科事典なども両親が買ってくれたので、本は家にたくさんあったのですが、子供たちがあまり読んでいなかった💦
作者からの返信
のこさん、コメントありがとうございます。
本についてだけなら、私の読書傾向であれば、環境はよかったのでしょう。いや、もっと世界は広かったのだよ緋雪。過去の自分に教えてあげたい。
太宰は大好きでしたね。何回も読みました。『走れメロス』もいいですよね。文章に勢いがあって。
『人間失格』みたいな長編も好きなのですが、短編の中に散りばめられる、細やかな感覚というか、言葉の肌触りみたいなものが、凄く好きで。
星新一も何作かは読んでるんですよ。読みやすくて、面白くて、よくこんな世界を思いつくなあと思ったのを覚えています。
私がここまで本好きだったので、娘にも早くから本の読み聞かせをしたのですが、まるっきり聞かない!(笑)
お嬢は、絵ばっかり描いてて、童話の1冊も読まなかったです。徹底してました。その子その子で、好き嫌いは分かれるものですね。
「桃太郎」すら知らないかもしれないけど、大丈夫かしら?(^_^;)
編集済
自ら読み始めた小説……、私は江戸川乱歩だったかな。
「赤い部屋」や「心理試験」は何度も読み返しました。
その後で、怪人二十面相、少年探偵団系を読んだので、いや、明智小五郎って、こんな出来た人格じゃないだろと突っ込んていたのを思い出します。
読む順序が逆ですよね^^;
何と、江戸川乱歩をまだ読んでらっしゃらない。
では、まずは新潮文庫の「江戸川乱歩短編集」をぜひ
「心理試験」「赤い部屋」「人間椅子」「屋根裏の散歩者」など、おススメの短編が収録され、猟奇と耽美の世界が味わえます^^
作者からの返信
イルカさん、コメントありがとうございます。
うちの夫も、星新一、江戸川乱歩だったって言ってました。私、どっちも殆ど読んでないです💧今からでも間に合いますかね?(^_^;) 明智小五郎、名前しか知らないのは、どうしたらいいでしょう?
まだ間に合いますか?(T_T)
『江戸川乱歩短編集』、Kindleで購入しました。読んでみます!!
実は、中学と高校で、どんな勉強していたら国語の質問に答えらるんだろうと不思議でした。数学た物理の様に解き方を理解して、問題をこなしていれば解けた問題ではなく、なんか感性が必要な問題が国語には出て来ていると思えていました。「この文章の本当に意味することを書け!」的な問題が出て来て、いや、文章そのままじゃないのか?なんで別な意味がるなら、それを素直に書かないのか?というの疑問が湧いていました。単語を覚えていればなんとかなった英語よりもタチが悪いと思ってました。
前にもかきましたが、我が家には世界大百科事典がありました。今でも居間に、日本名作大全集とかいう感じの本達と一緒に飾られています。後者は、私が家を出てから買われたもので、私の父も同じ様に主に飾りとして購入したのだと思います。きっとダムで移転して新築した家の飾りだったのでしょう。
作者からの返信
fumiyaさん、コメントありがとうございます。
国語はお得意ではなかったのですか?
私は、fumiyaさんとは逆でしたね。
記憶力が悪すぎて、数学などの公式が全く覚えられず、数学とか物理とかは凄く苦手でした。
国語は、書いた人がこう思いながら書いたんだろうな、とか、この物語の核はこういうとこだな、とか、なんとなくわかるので、特に勉強しなくても大丈夫でした。
ただ、作家と作品名を暗記できないので、読んだほうが早いな、と。
日本名作文学全集は読まれないんですか?百科事典は?
なんか、そういう皆さん多いんですけど、やっぱり本は読んでなんぼ、かなって。
お忙しいとは思いますが、お暇があれば、ちょっと読んでみてはどうでしょう。
何とか全集。
ありました。
あの頃けっこうなお宅にこのシリーズが配置されていたのではないでしょうか。
うちの本棚にもドドーンと並んでいました。
確か全部は読破してなかったのですが、あれはいつでも読めると余裕だったからかもしれません。
小学校六年の時引っ越した先にはもうなかったので、緋雪さんのケースと同じ理由で処分されたのでしょうね。
そんなことも思い出しました。
読書傾向が人と違う方向に進んだのですか?
そう言えばミステリー流行りましたよね。
私もアガサクリスティーは何冊か読みました。
作者からの返信
つむぎさん、コメントありがとうございます。
なんか、皆さんのお話を伺っていると、お持ちだった方が多くてびっくりしました。所謂「ええカッコしい」の父のファッションスタイルではなかったのですね〜。
13歳の時に新しい家を建てて、その時に父が買ったものなのですが、あれは自分にも読めるものなんだろうか、と思っていました。
私は結構読んだんですよ。でも他の家族は全然読まなくて、古い家具を捨てるように捨てられてしまいました。
そうですね〜、ちょっと他の友達とは違っていたようです。ショートショートとか殆ど読んだことがなく、ミステリーも全然でした。
ひたすら、名作文学だったんです。
今、かたきをとっています(笑)。
山のようにあった◯◯全集も、その他諸々の書籍も引っ越しでやむにやまれず…
古本屋さんにお願いしたり、図書館にムリヤリ寄贈(押付)たりしましたが、それでもごめんなさいm(_ _;)mした本はたくさんあって😭
それから紙の本をなかなか買えないトラウマです💦
作者からの返信
@to−sanka-3様、コメントありがとうございます。
本が捨てられなくて困っている緋雪夫妻でございます。
でも、私の漫画は殆ど売ったんですけどね。
夫婦で、スマホで読めるとわかっているのに、本だけは紙が好き……という厄介さ。
私は文庫で我慢してますが、夫はハードカバーで買ってきます。うぅ……(T_T)
編集済
コバルト文庫は結構読んだかもしれません。太宰治は「人間失格」「走れメロス」くらいかな? でも「きりぎりす」面白そうで、表題作を青空文庫で読んできました。不思議とわかる気がする吐露……そして、このテーマ一つで女の独白をこんなに書ける太宰先生がすごい。
最後にコオロギが鳴いているのを聞いて、それがなぜ自分の中ではキリギリスになるんだろう? 不思議に思いました。イソップ童話の「ありとキリギリス」かなあ。どんなに先が辛いと知っていても、芸術を貫く人であってほしかったのかしら、なんて。
百科事典や名作全集を捨てる人の気持ちは、私もわかりません。夫の祖父がとても教養のある方で、古典名作集や百科事典のセットを遺していかれて、全部譲ってもらいました。そういうのに全く興味のない夫と結婚した私が喜ぶとは、一度も会ったことのない天国のおじい様もびっくりしたことでしょう(笑)
作者からの返信
こよみさん、コメントありがとうございます。
『きりぎりす』、早速読んで頂いたとのこと、流石こよみさんだと思いました。私は「新潮文庫」の短編集で読んでいるので、掲載作品は違うかも知れませんが、その中の『皮膚と心』という作品がとても好きなのです。
よくまあ、これだけ女の人の感覚がわかるなあ、という感じで、変な感心をします。
『きりぎりす』の中の、コオロギがキリギリスになる場面。とても不思議ですよね。でも、なんとなくわかる気がして。キリギリスって清貧の例えなのかなあみたいな。コオロギの声を聞いて、自分の中にいるキリギリスを想った、みたいな。自信はないですけど(^_^;)
旦那様のお祖父様の本が全部遺されていたのですか。それはとても有り難い。少しずつそれを借りて、お祖父さまと談議できたら、より楽しかったかもしれませんね。
丁寧に読んで下さって、ありがとうございました♡