第9話
緊急会議では妻の不貞が明らかになった今その子供達が王家の血を継いでるかの確認をするためのものだった。
会議には王妃と子供達も参加していて皆の前で検査が行われた。
皆に緊張が走る中王と子供達の検査を行うと結果は陰性。つまり王の子供でないことがわかった。この事に貴族達にどよめきが走る。
王子は顔を青くしてその場に崩れ落ち、状況がわからない王女はどういう事!と怒り出す。
そして王妃は必死に王に訴える。
「うそよ!こんなの嘘よ!その子は貴方の子よ!」
「…その女をとらえよ。王家を欺いた罪で」
「「ハ!」」
兵士達が王妃を拘束する。
その間に貴族達は王に次の王はどうなさるのだとせまる。
「…それは」
王が言葉を濁していると扉が開く。
「王家の血を受け継いでいる人間であればここにもあるではないか」
そういって僕は皆の前に姿を現した。
その後ろには僕の従者もひきつれて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます