第8話

決戦当日


「準備はどう?」


「「はい、全てあなた様の思う通りに」」



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「陛下どうなさるおつもりですか?このままでは」


「あぁわかってる」

ここ最近この国は物資が滞り大変なことになっている。最近じゃあろくに寝れずに働き詰めだ。

部下に少し休むと連絡をいれ、妻の元に向かおうと扉を開くと、何人もの男が妻とベットの上にいた。服はまだ着ているがこれから何が始まるかなんてすぐにわかる状態だった。


「お前…これはどういうことだ!!」


「あ、貴方違うのよこれは…」


王妃が夫に言い訳しようとした直後

男の一人が助けを求める


「助けてください!我々は王妃に脅されてるんです!王妃に付き合わないと家族が…」


そういうと次々に同じ理由で男達が助けを求めその場から逃げる。


そこからは泥沼のてんかいだった。そしてさらに最悪なのが

2人の口喧嘩の中、兵士が慌てて報告に来た。


「大変です!この部屋の映像が国中で放送されています!」


「な、なんだと!」

「そ、そんな」


怒り狂う陛下にすがりつく王妃の映像。しかも最悪なのが子供達は自分の子なのかと口に出しているケンカが国中に流れ、慌てる二人に更に衝撃的なニュースが。


それは王女が学園でいろんな男子に言い寄ってる姿も同時刻で放送されていたからだ。

王は急いで映像を止めたがもう遅い。国の人間達に見られた後では言い訳などできない。


その後緊急会議が開かれることになった。

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走ってきた男達がある男の前に頭を下げる。


「よくできましたね。これは報酬です。」


「ありがとうございます!レイジュ様。これで家族に美味しいご飯を食べさせられます」


「いえいえ、こちらこそですよ。さぁ、早く自分達の家に戻りなさい」


「「はい」」


男達を馬車にのせる。さて、わたくしも本当の主人のところにいかなくては

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