第4話

14才になり、次の作戦を実行する。

それは王宮にスパイを送り込ませること。


まず王妃の元にレイジュを送り込みその娘であるアイリスのところにミカエリスを送り込むことにした。

最初この作戦を言った時は二人ともすごくショックを受けていたが三年間の辛抱だと言って送り込んだ。優秀な二人を一度に失うのはこちらとしてもあまりしたくないのだがもうあまり時間がない。この国では18で成人として認められらる。あと数年でなんとかしなければ行かないのだ。


二人がいなくなって、家事が心配だったが、以外にもエスが料理上手で驚いた。破れた服なんかもささっと直しちゃうので思わず凝視してしまった。


そして定期報告会。



ミ「まずわかったことですが、王子と王女は王家の印を受け継げなかったようです。

本来なら青銀に青目なのですが、彼らはグレーの髪に黒の瞳だそうで、そのため王子の婚約者は青い目を持つおうけの親戚なのだとか。」


「へぇ、それは使えそうだね。他には?」


レ「はい。実は執事として雇ってもらうつもりだったのですが、王妃の側近として迎えられました。」


「わたくしもです」


「えっ。なんで?だってまだ入って1ヶ月たってもないのに側近?」


ミ「おそらくこの見た目のせいかと…」


レ「ふん。敵がチョロくて助かります」


ミ「まだ油断は禁物だと思うが?」


レ「誰か油断をしたと?」


ミ「そこらへんの黒猫だが?」


バチバチしましたのでとめにはいる


「取り敢えず二人はそのまま二人の信頼してもらえるように頑張って」


「わかりました」


「了解です」


「シルキィは商人を誘導できてる?」


「はい!少しずつ王都に向かう商人と交渉して、王都の物価を上げてます」


「エスは地方の貴族のやくにたってる?」


「おう!うまく動いてるぜ」


「ならいい」

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