第8話 設定資料 ネタバレあり。
帝国
四方を森に囲まれている国。
平原が西にあり、東側が海になっている。
国王は、4代目。
100年続く王国。
冒険者ギルドはあるが、建設、商業も、すべて冒険者が賄っている部分が多く、まだまだ国として発展しきっていない。
よって、商業ギルド、建築ギルドなどは存在していない。
武器も、鉄製が中心であり、Cランク以上の魔物と戦うには、強度不足である。
魔物と戦った場合も、武器が損傷してしまう事があるためなかなか継続戦闘が不可能な状況である。が、根本的な武器の改革はずっと行われていない。
大量の敵と永遠に戦う事は不可能。
昔、王都周辺で、大量の魔物を倒してしまい、大進攻が起きてしまい、現在、王都周辺では、資格の無い者の魔物の討伐や傷をつける行為は禁止となっている。
冒険者
護衛、建築、売買、荷物運び、魔物討伐。
全てを行っている職業。いわゆる何でも屋。
冒険者の学校にて冒険者資格を取る方法と、実力で冒険者になる方法がある。
冒険者学校は13歳から入学可能。
実力であるなら、23歳以上からとなる。
魔法使いと、剣士がいるが、剣士が圧倒的に強い。
魔法は、詠唱に時間がかかるため連発が難しい。
だけど、魔法使いの遠距離攻撃は強いため、剣士よりも魔法使いの方が優遇されている。
転生者は、転生時に特別なスキルを持っているため、ほぼ全員が冒険者になっている。
王都周辺では、冒険者と、騎士以外が魔物を倒す事も、傷つける事も厳禁としている
ただ、王都から離れた地方では、冒険者、騎士団を常に送り込む事が難しいため、誰でも魔物を倒せるなら倒しても良い。(狩りと言われ、食用として魔物を狩る事がおおい)
魔物
いつのまにか存在している生物。
倒せば倒すほど、多く生まれてしまうと言われている。
基本は全ての動物が魔物と認定されている。
森の中では、魔力のゆらめきから生まれたり、ゲートと呼ばれる転移扉から出て来る。
爆発的に数が増える事は本来ありえない。
しかし、世界が終わりに近づいているせいもあり、バランスが崩れ出しているため、あらゆる魔物が、爆発的に増える事が増えている。
ゲートは、爆発的に増えた魔物が一点に集まり過ぎるのを防ぐために生まれている、バランス機能である。
全ての魔物が、人間よりも強い。
(イノシシも、突進されて直撃を受けたりしたら、骨が折れる)
基本、魔物の骨は鉄や銅よりも硬く、皮膚もそれなりに硬い。
魔物を食いちぎれるのは、魔物だけと言われるくらいには硬い。
ただ、死ぬと柔らかくなるため、魔力が関係していると思われる。
メイスや、ハンマーには魔物の骨が使われているが、見栄えを気にする人も多いし、魔力を常に流していないと、強度を保てないため、使う人間を選ぶ装備のため、魔物の素材装備は、なかなか流通しない。
魔物の皮膚や皮などは、張り合わせて、鎧などに使われている。
武器。
剣、槍、斧などが中心。
殲滅魔法が無いのと一緒に、この世界には火薬が無い。
その代わり、ドワーフの技術で作られる、魔力石がライターなどの着火用の代わりに使われている。
魔法
土、火、水、風の4大魔法を基本としている。
別で、空間、次元魔法がある。
4大魔法の上位は、岩、炎、氷、真空である。
必中と言われているが、実は必中しない。
前線で戦っている剣士を誤爆する事もあるため、魔法はサポート的な役割しか持てないのが現状である。
また、大量破壊魔法。エクスプロージュンのような、大爆発系や、ブリザードのような、広範囲凍結魔法など、大量殲滅魔法は、存在していない。
魔力増幅の魔法が存在していない状態で、人一人が扱える魔力量は少なく、魔力量にあった魔法しか使えない。
それゆえに、大規模魔法を研究する人がいない。
10トン爆弾を抱えて歩けないのと感覚的には一緒である。
(シュンだけ、世界の常識から外れているため、魔力無限となっている)
魔法には、基本詠唱が必要ではあるのだが、常時発動の魔法も存在する。
常時発動魔法は訓練次第で誰でも使えるようになる。
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