第8話【襲撃】
俺とカイによるアリウスへの説得は終わった。そして俺たち3人は塔の外に出る。そして村の治安を守るために、俺たちは歩き出す。しかし、先程まで落ち着いていた村の雰囲気がおかしいのだ。村がどこか暗い雰囲気になり、人々は誰一人として外にいなかった。
セブン「俺らがここにいない間...何があったんだ?」
アリウス「何か嫌な感じがする...長老のところへ行こう!」
カイ「俺はここで見張っておくね〜」
俺とアリウスはこの村の長老の元へ向かった。長老なら何かわかるかもしれないからだ。
村の外れに向かっていくと、俺たちは長老の家に辿り着いた。
アリウス「長老は私の事情を知ってるから安心なんだ。じゃあ行くか!」
セブン「長老〜いますか〜?」
長老「ああ。ちょっと待っとれ」
長老がそう言ったので俺たちは玄関の前で待つことにした。
そして約1分後、長老が玄関の扉を開けた。
ガラガラガラ
長老「入ってきて良いぞ」
アリウス「いや、いい。急ぎの用事でな、ここで話す」
セブン「長老、この村の雰囲気がおかしいのですが、何かわかりますか?」
俺は長老に、この村の異変の正体を聞く。すると長老はこう言った。
長老「先ほど襲撃があってな...アリウス、お前に関係のあることじゃ」
アリウス「わ...私に...?ってまさか!」
アリウスはわかったような表情をする。
長老「そのまさかじゃな。悪魔の襲来じゃよ」
セブン「悪魔...目的は一体なんなんだろう...?」
長老「そんなもんはしらん!自分で調べてこんかい!アホンダラがぁ!」
セブン(そんな言う...?)
アリウス「悪魔か...多分私とカイの命を狙ってるんだろうな...」
長老「なるほどな...アリウス、お前はさっさと異変に出向いた方が良さそうじゃな。そこの少年は少し残っとれ」
セブン「ええ...俺かよ」
アリウスは長老の言葉を聞いて村の中心に向かって走り出した。そして俺は長老の家の中に入っていくのだった...
ーアリウス視点ー
アリウス「あいつらか...」
カイ「ちょうどいいところに来たね。さあ共闘だ!」
アリウス「ああ!」
悪魔A「ターゲット発見だああああ!」
悪魔B「村ごと破壊しても構わん」
悪魔C「潰せ潰せ潰せ潰せ!」
悪魔D「落ち着け。まずは最優先の裏切り者から倒すぞ」
悪魔C「関係ないよ!同時に倒せばいいんだ!」
悪魔A「うるせえ!オラオラァ!」
悪魔B「確実に倒すために巨大魔弾を作ろう」
悪魔Bは空を飛び、Aはアリウスに突っ込んでくる。そしてDはカイに突撃し、Cは光線を大量に放っている。
アリウス「おっとぉ!これは過酷な戦いになりそうだ!」
カイ「力は抑えるんだ!アリウス!」
次回に続く!
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