第5話
5日目
今日はアリスについてメモ書きする
アリスは27歳ぐらいの女性だ、丸く、細いフレームのメガネをしている、ちょっとウエーブのかかったエアースタイルに、薄い茶色の目をしている、似合わない軍服を少しだらしなく着ていて、軍人には見えない、おそらく軍事に興味はないのだろう、たまたまやりたいことを軍隊でやっているのだろう
整理整頓は得意でないようだパウエルの改造の時、ガタガタと音がして、ないなぁ〜、確かこのあたりにというような声が聞こえてきたことがある、典型的なO型、大雑把、細かいことは気にしないタイプである
チャーリとの関係は良好というよりか、おそらくあまり相手にしていないのだと思う、上司部下の関係より、たまたま上司にチャーリがいて、それなりにコミュニケーションをして、それなりに仕事をしているそうだ
興味のあることには、すぐに食いつき、興味のないことは、流してしまう、好きな食べ物は林檎のようだ、いつも果物を食べていてる
もともと勉強が好きで大学で学位をとり、マスター、Phdを習得した、その後、研究室の延長でそのまま今の研究室に就職したようだ
アリスが作るパウエルは戦闘のために使うことの意味を把握していないように思えた、純粋に実現したいことを訴求し、実現しているようだ、人の命については、深く考えていない、武器を作っている認識がないのだ、確かに自動車を作る人は、それは便利な移動手段であり、戦場で使われることは想定していない、けど事実、戦場では自動車は1つの武器として使われており、人がどのように使うかによって、武器になったり、便利な道具になったりと、そこでアリスと話し合う機会をもらった
アリスに伝えたのは、パウエルを直接攻撃できる武器を作ってほしいと頼んだ、戦闘訓練において相手を倒すことを教わった、しかしそれでは死んでしまう、もしパウエルを無効化できるのなら、それで一時的に戦闘を避けられると考えた、アリスは少し考え教えてくれた、パウエルだけを見つけることができ、パウエルだけを攻撃することができる、パウエルのみを破壊するには、新しい武器と訓練が必要だ、もし、パウエルだけを攻撃できるのなら、その攻撃に集中できる、アリスは研究室に戻り新しい武器を作り始めた
そしてもう一つ、アリスには恋人や好きな人はいないとのことがわかった、異性との交流は無縁で、恋多き乙女ではない、子供のことや家族のことは全く考えていない、むしろ、考える時間がないのだろう、もし戦争がなければアリスはどんな人生を送っているのだろう
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