第9話 赤の国ニブルヘイム アイシャへのおしおき
あらあら、ごめんなさいね、頭を下げるのも疲れたから顔をあげるわ、これで誰に向かって言ってるか理解できたかしら?坊や?
(うわぁ、あなた本当性格悪いわね、アイシャ、さっきまで威厳がある王の顔が青ざめてるじゃないの?可愛そうね)
し、師匠、到着したら衛兵に知らせが来るはず、まさかいつの間に来たのですか?
久しぶりね、アイザック、なんで私があなたの指示に従わないといけないのかしら?私がどのルートで行くか、着いた後何をするのか?あなたに知らせる必要があって?
それに、私はあなたと対話したはずよ?それなのに気づかないなんてねぇ〜…
それに衛兵さんだっけ?”誰が”誰に対して”不敬”なのかしら?赤の国ニブルヘイムの絶対的権力者は王なのかしら?それとも”黒の魔女”?
も、申し訳ございません、あなた様だと知らず数々の私たちの無礼をお許しください。
あなた様は赤の国ニブルヘイムの黒の魔女こそがこの国でいちばんの権力者でございます。
ウフフフ、まったく私を見抜けないなんて残念ね
アイシャは楽しんでるけどだんだん腹立ってきた私は彼女に”おしおき”をします。
さて、誰が上だったかでしたっけ?複合魔法、カモフラージュ:人間化
さて、弟子に対してどうしようかしらね!?
え?なに?この魔力…あ、え?フィー…なんで人型?あれ?怒ってる?いやいや、冗談よ、いつもこう言うやりとりをしてるの?ね?だからその禍々しい魔力を抑えて欲しいかな?
ウフフ、どうしたのアイシャ?びっくりしたぁ?
話が進まないじゃないの?いらない茶番しないでくださるかしら?
は、はい、ごめんなさい、ごめんなさい、アイザックも冗談よ、あなたを助ける為に来たのよ、ドラゴン退治だっけ?うん、師匠がやっつけてあげるから安心して。フィー…抑えて、抑えてあなたの魔力が私を削るの、冗談なのよ、ねぇ?
焦ったあなたもかわいらしいわね、アイシャ
どうせなら猫の姿をやめてこのまま猫人族の姿であなたを”おしおき”するのもいいわね
何がいいかしら?アイシャ
何でもします!なんでとしますからぁ!許してぇ〜違うの?師匠と弟子との絡みじゃん!なんかたのしくなったからつい、あーーー!私の中に魔力が押しつぶされるぅ〜。゚(゚´ω`゚)゚。
魔力切れを起こして倒れてるアイシャを放置して
ニブルヘイムの王よ、私はフィーニア、聖猫よ、アイシャよりも立場は上だから何かあったら私にいってちょうだいね、彼女をまたお仕置きするから、安心してね^_−☆
放心状態のアイザック王と衛兵たち
あれ?どうしたのかしら?
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