締め切り間に合わない「やらかし」初体験


 あー! あー! あー!


 のんびりと書いてるエッセイではなく、久しぶりに自分の中では好きな作品だったのになぁ、空色杯に応募したかった、悲しい。


 本作「助かるかもしれない運転」で幾度いくどとなく、もう、何度こすったかも分からないくらい言及してきた「空色杯」という企画がありまして。昨年の今頃の僕は処女作の長編をチマチマと投稿しており、その作品以外は執筆したり投稿することもなかろう、とぼんやり考えていたのですが十一月に空色杯の存在を知り、短編デビューし、以来度々たびたびお世話になっていたのでした。


 が、ここで事件が。(もしブログなら、ここ太字)


 応募用の作品を書いて、満足して、応募フォームにノータッチのまま寝てしまうというていたらく! (もしブログなら、ここクソデカ特大フォント)


 応募フォーム自体が閉鎖されてなかったので(企業主催の公募だと閉鎖やフォームの無効化がよくあります)ダメもとで翌朝しれっと送付するも、まあ、ダメでした。


 つらいンゴねえ!


 この悲しさをバネに「書き上げたら締め切りまでに間に合わせよう」を強く胸に刻んでいきて生きたいと思います。良い経験になった。これはこれで糧になる。



 そんなわけで「高度一万メートルの手記」という掌編を書きました。


 僕の場合は楽しく書く・残す、という辺りの満足度を追求しがちだったり、空色杯の他にも公募向けに云万文字ほど執筆した上で「やっぱりいいか」と誰にも見せずお蔵入りにした作品もあるので、言うほどってはいません。


 見つけて下さる方々の範囲で、目にまった人がなるべくなら、楽しんでいただけると幸いです。


 幸いですというか、天野蒼空さんとのダイレクトメールのやりとりで「あ、掌編で不安だったけど表現したかった主題は伝わってるな」と思えたので、嬉しかったです。


 掌編って文字数の都合上「こういう経緯があって」「こんな関係性で」という辺りを端折りがちな傾向で、しかしそれもまた苦手とするところで、従来はどうしても説明的になってしまったり、あるいは短すぎて伝わらなかったり、ということが多々あったので、今回は殊更に新鮮だったというか楽しく作ることができました。


https://kakuyomu.jp/works/16818093085259372988

(作品のリンクはこちら)


 そんなわけで、皆様も「書いて投稿したのに応募を忘れる」といった事態には気をつけましょう!


 僕も……気をつけます! 気をつけます!

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