助かるかもしれない運転

海人さぁ……

　海人（うみんちゅ）という男が存在する。彼は本作「助かるかもしれない運転」をひっそりと見守りながら、その癖（くせ）ハートもコメントもなく普段は素知（そし）らぬ顔をしつつ唐突にある日「エッセイの様子がおかしいですね？」などと外部サイトで言及し筆者をドキッとさせる男である。

　昨日未明もまた、奴はリプライもダイレクトメールも使用することなく短文投稿サイトにて本作を取り上げるという暴挙に出た。「実はしっかり読んでいるのでございます　〜笑顔の絵文字を添えて〜」とのこと。言えよ！　海人（うみんちゅ）さぁ！　直接さぁ！

（嘘です。取り上げて下さりありがとうございます）

　そんな海人（うみんちゅ）こと本名うみべひろたさんから、冷静に考えると「おいトモフジテツ、お前が言うな」と叱られそうなことに筆者は気が付いた。

　前回の「公募通ってません」で抜粋した質問の主こそが、海人（うみんちゅ）。

　そして筆者、あろうことかダイレクトメールを無視。無視と言えば語弊（ごへい）があるが、後回しだろうが時間を置いてじっくりとなど主張しようが、相手にしてみたら知ったことではない。

うみべひろたさん「コイツ、いつも返信しねえのに元気にエッセイ書くよな」

　短文投稿サイトの反応の鈍さや返信の遅さ、低浮上具合に定評もとい悪評のあるトモフジテツ、カスである……

＊

　真面目な話をすると、うみべひろたさんのゆったりというか、おっとり具合も大概（たいがい）なんですよね。お互い「そんな感じだよね」と解（わか）ってる感があるのが好きです。

　もっと言うと、これ強調しておきたいんですけれども、

【大事な時は返信めちゃ速い】

　という点が良いと思います。平時は僕も海人（うみんちゅ）もメッセージの往復に二日も三日もかかったり、あるいは風化したりとか全然ありますが「創作や作品に関わる大切な内容」に対するレスポンスは、キレがある。そこが、氏の素敵な部分だと思う。

　度々（かなり何度も）氏に「創作への考え方が似ている」と仰っていただき、光栄だなぁとか確かに？　だとか思ったりしたものですが「カジュアルな業務ではなく趣味や短文投稿サイトの媒体なら返信、多少遅くてもいいよね」的な捉え方（推定）のような、感覚や距離感も好きだったりします。

　今後も何卒、よろしくお願いいたします。

（余談）

　返信遅くても放置で別な投稿してても良っすよね、と散々ほざいといてアレですけれども「この人のはすぐ読みたいし返したいなー」とか「この人はいつも、楽しそうにすぐ返信くれるなー」という、そういう相手が一人いるのも尊いと思います。