あの、公募通ってません……

 どなたかはさておき、ダイレクトメールにて「近頃の短文投稿サイトの内容やエッセイの様子おかしいね、公募にでも通った? (意訳)」という言葉をもらいました。


 通ってません!


 何なら、いつか通るような作品を作りたいという情熱は消えていませんが「まあ、のんびりゆっくりでいいかな」とかいうヌルいスタンスへと変わっております!


 エッセイか他を少々くらいしか、執筆しておりません!


 しかしながら日々の生活が幸せだなと思うのもまた事実でして。栄えある賞や栄光をいただくよりも尊いというか、ありがたいとすら感じている。

 しかも単に嬉しいではなく日ごとに喜びが更新されていったり、やはり自分が心や情緒を持つ人間という生き物として生まれてきてよかった、としみじみ。



 物語と現実は違うので「良かった、完!」とはならずに、育んでいくスタートラインのような部分もあり、大きく衝突したり迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、それでも自分なりに精一杯生きたいと思います。


 この「生きたい」が良い。生きなければならない、ではないのが良い。


 ライフスタイルも変えたくなったのですが「変えたくなった」が良い。変えろと言われたでもなければ、変えなきゃならない、でもないのが良い。


 時間の使い方に生じた変化を気にされたこともあったけど、誰の何の強要でもなく本心からそうしたいと思える方針のもと、生きれるのが良い。


 一週間に何万文字も楽しく書いていた時を思い出します。


 そういえば、冒頭の件ですけども意外にも観測されてたのか!? と、ちょっと心臓が口から飛び出そうになりました。


 何よ? いいねもハートもコメントもないし見向きもしない男ですぜ俺はみたいなまし顔をしておいて、ちゃっかりしっかりばっちり読んでるじゃないのよ! みたいな気持ち。


 イベントでは確実に会って頒布している本に代金をお支払いすることが決定している彼からそんなダイレクトメールが来たら、どんな顔をしてご挨拶すればいいか分からなくなってしまった。素直に恥ずかしい。


 というか「イベント系も参加せずに、人とリアルの話はせず!」のスタンスで創作アカウントを使っていく予定だったんですけど……昨年、作り始めた頃。


 そうは言っても、これもまた「変わりたくなった」部分なので良い。

 変えろと言われたでもなければ、変えなければならない、でもないのが良い。


 人生何が起きるか分からないものだなと、実感している八月です。

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