薄明光と髪の話


(一つ前の内容の続きです)


 海人うみんちゅに「本で読んだ方がばしっと決まると思う」と言ってもらえたのが嬉しくて嬉しくて。

 紙媒体を意識して、レイアウトの要望もある程度聞いてもらえるという点も知って参加を決めたんですよね水平線文庫の企画。


 今回、全文通して「薄明光」という作品についてあれこれ書きます。郷愁薄明光線の中の薄明光(前編・後編)や、二〇二四年七月十四日の近況ノート内にある縦書き版ファイルも、よければお手にとっていただけますと幸いです。


 で、薄明光って三ページ目の上段に目玉となる場面があって。一番大切にしたい部分で、他のページとも差別化を図っていて。

 欲を言えば「ページをめくって、視線を上に動かした直後にドーン! と映り込んで欲しいな」と思いながら作りました。


 階段を登る少年達の動きと、読まれる方の視覚的な動きをリンクさせたかった。なおかつ「なんか一味違うのきたな? 流れ変わったな?」と思って欲しかった。

 一ページ目とニページ目からなる見開きで、そこから一枚めくると大切な場面が広がる開放感は「やっぱ、本だよな」と感じます。


 春先に企画を観測した当時は「参加者さん少なかったら穴埋め緩衝材くらいの気持ちで何か書きます」などと日和ヒヨったことを書いていた僕ですが、あれこれ模索してみると「これはきっと、企画名やテーマに即した良いの書けたな」と満足しました。


 おわり。



 珍しく千文字使わず満足して成仏したので別な話。


 くせなんすよね。わざわざパーマかける人の気が知れない。


 筆者はどう癖毛くせげなのか? という話になって(ちょっと、そういう話題があった)ふと思いついたのですが、かつて総理大臣を務めていた小泉純一郎、あの人に近い。

 

 近頃の若い層はピンと来ないかもしれませんが、メディア露出の多い総理大臣でした。


 何となく画像検索して「やっぱりだ」と思った、近い。でも彼の場合、息子二人を見ると直毛なのにわざわざパーマかけていたのかな。許せない。


 それはそうと、よく見ると体型やパーツも部分的に近かった小泉純一郎元総理。

 

 鼻と唇がかなり近い。目はあまり近くない。筆者は小泉孝太郎か小泉進次郎かで言うなら後者に近い。今、何の気なしに小泉一家を調べてみたら長男の孝太郎氏と身長がとても近い。親近感が湧く。

 というか、長男も次男も僕より年上だと言うのに「おっさん」の雰囲気が薄くて凄いっすね。筆者は爽やかさとは対極の、彫りが深いタイプなので羨ましい。

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