【助】水平線短編大賞、あと十日で締め切り


 あらためて告知する必要たしてあるのか? と首をかしげつつ。主催の人も大変そうだし。

 とは言え、以前言及した内容が読み返したらとっ散らかっているし近況ノートと連動させたものの少し「違うな?」と思ったので書き直します。


 うみべひろたさん、という人がいます。このエッセイで過去何度か海人うみんちゅとかいう変な愛称をつけて(無断で)題材にしたりなどしました。


 そんな海人うみんちゅが「水平線文庫」という企画を主催したのが確か春頃。


 概要としては「応募作を紙の本にして刷るよ、合同誌作るよ」というもの。

 すごいよね、この企画。そんでもって「規定フォーマットあるよ」の決まりも好き。


 ウェブ小説を否定しませんし、何なら好きですけれども、それでもウェブ媒体とは違ってシビアに行の中の文字数やページに載る行数が固定されている仕様って、本当に楽しいんですよ。僕は、楽しかった。そして約一名、苦心しつつも十全に楽しめたように見える人を近頃観測したので、きっと楽しく書ける人は他にもたくさんいると思います。


 決まったページの範囲に落とし込む、という作業はとても楽しい。思い悩むし大変さもあるけれど、やっぱり楽しい。そんな楽しさを体験できて、その上「紙媒体」という形として手に取れる企画、更にはレイアウトや行設定に自信がなくてもカクヨムやウェブに投稿するだけで応募可能、応募作を印刷原稿化する際の変更点やアドバイスも(多分)いただける、そんな水平線短編大賞は八月十八日が締め切りです。


 今からでも、ワンチャン、間に合う!



「多分」教えてもらえます、の「多分」はどうして多分かというと僕の場合は初手から行数と文字数ページ数を見ながら「縦書き」の形で作ったからです。横書きウェブ投稿を経由していなかった。


 で、その縦書きデータ作製がもう、ほんと、楽しいんです……


 創作活動開始から一年未満の僕でもできたので、きっとみんなイケると思います。


 以下、作品について少しだけ。


 本文としては近況ノートにカクヨム版も縦書きデータ版もリンクが貼ってある「薄明光」ですが、主催の海人うみんちゅが短文投稿サイトにて紹介して下さりました。


「この作品は、本で読んだ方がばしっと決まると思うのです」


 この、海人うみんちゅの感想は嬉しい。以前の僕なら「過分かぶんなお言葉」なんて返していたけれど、今回に限っては言いません。ページをめくる感覚をしっかり、意識しました。


 やっぱ、この件についてもっと書きたくなったから明日続きを書きます。

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