続、声すこ


 昨日の回で触れたろうでいさんと、あと隙自語、それと野生の人の話。


 ろうでいさん、良いんだよなぁ。演劇部出身らしくて矜恃プライドを持ってるという姿勢スタイルがひしひしと伝わってくる。活動の場のメインは短文投稿サイトツイッターまたはエックスのスペース機能を用いた朗読配信。一度ひとたび彼が「朗読すっぞ✊️」と告知をしたらば、希望者が熱狂フィーバーする。


 熱狂フィーバーするから「頼む、抽選通ってくれ頼む」と祈ってた話は昨日書いたし、やっぱ抽選じゃなくて全部読むわ宣言に歓喜した件も昨日書いた。


 声となぁ、人柄もなぁ、良いんだよな。義為ぎいさんにも共通する部分なんだけれど、雑談も(多分、御本人達がしゃべり慣れてるというのもあって)ストレスがない、良い意味で緊張感がない。


 や良さも尊敬できる部分ポイントで、これは文字数足りないから今度エッセイで特集書こう。


 繰り返すけど、声が良い。僕は自分の声にコンプレックスがあるのだけれど、僕とは真逆の声だから憧れるし、ぎりりグヌヌってなる。



 隙自語。

 すきがあれば自分じぶんかたり。


「声変わりまだかよww」「一年中鼻詰まってんなww」どっちも言われた百万回は言われた自分の声について。

「ゆっくり過ぎるんよ」「戦場カメラマンの渡部陽一さん意識してるんか?」これもまぁ、言われた。


 言われれて割り切ったから、もう今はどうでもいいっす。覚悟ガンギマリ。先天的な二点は事実だし、後天的な「ゆっくり」は渡部陽一さんの喋り方を意識してるわけでは決してないとは言え、自覚や心当たりは身に覚えあるから致し方なし。


 比較すると、ろうでいさんの声って「低くて渋い、かっこいい」「鼻詰まってない」「ハキハキ、キレがある」という僕の対極たいきょくで。


 隣の芝は青いムーブをキメ続けてたら「でもお前、身長あるじゃん」「視力バカ高いの羨ましいよ」と言われた過去もあり、しかし「いやコンプレックスの話してっから別な箇所に関して言及されても何も解決しねえっつってんの!」みたくキレた過去もあり。今は気にならないけれども、人それぞれ自分の好きな部分や微妙な部分ありますよね。


 そんなわけでデリケートな話題ではあるけれど昨日触れた「野生きれいボイスの人」の声って、ある種の武器なのでは? と少し思った。

 ただ、もし「トモフジテツがいくら声素敵すてきとか言っても、こちとら別なコンプレックスツレえっつってんの!」という話になるとアレなので迂闊うかつなことは言えない。軽率なことは書けねえ。


 でもやっぱ良い声だと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る