やっぱ朗読っていいっすね!?


 エッセイチケット一日一枚、文字数千文字ルールなんだけれども、今日は書かねばなるまいて。


 何度かエッセイで言及した都人シティんちゅこと義為ぎいさんが、立夏×カナリーイエローを朗読して下さいまして。というか、公開直後も突発で朗読してくれて。それを拝聴した直後に「これ、楽しく書けたものの声に出して読み辛いな? ごめん、義為ぎいさんごめん」と思い、なんかムズムズして再編集の朗読向け版を書き直してスッキリしておりまして。


 それを、本日また朗読して動画にしていただいた模様。


 それ自体も嬉しい上に、編集やアレンジが良い。とても良い。作中で主人公と相棒のロボットのセリフがハモる部分が一カ所ありまして。しかし、朗読するのは義為ぎいさん一人。


 わざわざべつりと編集で二人分のセリフ、重ねてきやがった!?


 これには歓喜。作者、歓喜。音楽の選曲チョイスも好き、あえての無音や音楽の音量を下げる部分も好き。当初は「ロボットのセリフだけ妙に英語の発音ネイティブになってんな?」と気になったはずが、それも味というか『今どちらが喋ってるか』分かりやすく、ありだな、と思いました。


 そしてそしてそして、一番最後の締めの場面で原作にはなかったアレンジが来た。これ嬉しい、というか「うん?」と思って自分が書いた作品を読み返した。原作にはなかったけれども多分これ僕の脳内には「あった」演出だ。ありがたい。


 そんなわけで、とても嬉しかったです。



 昨夜も昨夜で短文投稿サイトのリプライにて「文字数がかさむからエッセイにします!」と宣って数分後にカクヨムで叩きつけたり、何というか短文投稿サイト代わりに軽率にエッセイ書きがち。方々ほうぼうにドン引きされてたり「フットワーク軽いなコイツ」と笑われてるかもしれませんが、そういう奴です。多分この生き方は変わりません。


 今後も唐突に、発作的に、親しい人や好きな人を無断でまたは許可をとった上でエッセイにすると思います。バンドマンと親しくなると曲にされてしまう的な現象の、文章版です。義為ぎいさんに関しては本作「助かるかもしれない運転」の過去回、エピソードタイトルに都人シティんちゅが含まれる話で触れています。


 そんなわけで交流の面も朗読も、いつもありがとうございます。楽しいなぁ創作活動。


 話は変わりますが八月二十五日に「邪なる緑の惑星」のシリーズを「男女」に朗読していただけるようです。

 こちらは短編も掌編も男女のかけあいやセリフが多い作品なので、今から楽しみです。

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