小説ではない

 何が、という話だけれど公開中の衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフ衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフは「小説」というよりも「小説っぽい形の、某ゲームのルールブック」みたいになってしまったなと薄々、自覚はあったというか常々うすうす感じていたところだった。

 

 でも、人によっては意外とそうでもなかったみたいです。

 

 今後も楽しく執筆したいです。心理戦に舌を巻いた、感情が追い詰められていく感じが良かった、とありがたいコメントをいただいたので今後はその辺りも、もっと意識してみたいなと思う。

 コメント嬉しかったから、ばしゃばしゃとスクリーンショットを撮影してメンション付きでお礼参りムーブをしていた。(重い)

 いや、コメントのみならず一気に走り抜けてもらえると、やっぱり喜びもひとしお、というものです。その辺に関しては短文投稿サイトの「トモフジテツ」アカウントの固定ポストに連なるツリーに、画像をぶら下げておきます。


 (怒濤どとうの言い訳)ノリで書き始めて、見切り発車もいいとこで、勢いだけに任せて、なおかつ「最低限、ゲームとしての内訳うちわけ破綻はたんしてなければいいか」「心情や風景の描写を盛りすぎたらゲームのテンポ悪くなるかもしれないな」と、せっせと執筆を続けて「小説か? 小説、なのか? ギリ、小説か?」という気持ちで作ってました。

 ストックなしで出発するスタイルをキメてみたかったり、今までやらなかったことをやってみたかったり、なんというか、四月や五月はそんな気分でした。



「郷愁薄明光線」という青いラベリングの下の方に「衛星の閑話」というエピソードで収録したように、ぼやいたり葛藤しつつ書いてます。

 そうそう、薄明光が自分の中ではかなり好き。衛星の閑話や衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフも好きですが、薄明光お手にとっていただけると幸いです。していきたい。


 薄明光や、非公開というか六月に公募に送って終わり状態だった十万文字(確か八十六ページかな)の作品が「真剣に〝文学〟書こうと、磨こうとした作品だな」と思います。


 そんな背景もあるので、なおのこと「衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフは〝小説〟や〝文学〟では、ないな?」と言う感情に気付いたというか、浮き彫りになったのかもしれない。ただ、書いてて楽しいのは事実なので、そういう変な作品があっても良いと思う。


 衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフ衛星墜落論戦サテライト・ワーウルフでリメイクしたい気持ちがありつつ、現行の内容が完結まで何ヵ月かかるのか些か不安を感じながら日々、思い悩んでおります。そういう作業工程もまた、楽しい。

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