【無】初対面の方が、かえって話しやすい
六月の流れを踏襲して【助】【無】なんてタイトルに付け始めてます。つまり今回のは一ミリも助からんし、何なら創作という枠からも逸脱した内容になるかもしれぬ。
否定しても仕方ないので書くとススム君というかトモフジテツは筋金入りのコミュ障でして。自覚も悪癖もある程度は弁えた上で「どうにかコミュ障に見られないように改善や更新を重ねながら必死に擬態している」という状態です。
色々な意味で哀れなモンスターとなってしまった理由の大きな部分として「他者からの目でどう見られているか、思われているか、今後の人間関係や評価軸にどう響くか」の部分を過度に気にする臆病な気質が存在します。結果、バカの一つ覚えのように「沈黙は金! 雄弁は銀!」と胸中で叫びながら寡黙キャラクターを目指しがち。
『吸えない場所、増えてきたわねぇ』
ミスタードーナツの喫煙ブース、優しげなおばあちゃんに突然話しかけられる事案が先日発生しました。
たまにある。こういうの、割とある。座席でも執筆、喫煙ブースに移っても執筆、とかいうノンストップ執筆スタイルなので「シカトすっかな……」と一瞬悩むも、実は老婆の正体が大手出版社の重役であり編集者との繋がりが生まれ書籍化への道が開かれた! 的な展開も全然あり得る話なので油断ならない。
*
半分は冗談ですが、おばあちゃんに話しかけられたのは実話です。おっちゃんに話しかけられることもある。こういう状況って「ま、どうせ何かあったとしても二度と会うこともなかろうしな、多分! ガハハ!」と大らかな気持ちで接することが可能というか、心の中の負荷が軽くなる点が好きです。
加えて「会話」や「交流」って自分と相手に共通点が多ければ多いほど円滑に進む傾向にあるんですけど、少なくとも一点「互いに多分、煙草好きやろな」という段階で第一のハードルはクリアしていると言える。
『どのくらいの期間、吸われてるんですか?』
僕が投げかけることの多いこの質問、鉄板かなと思う。何も「その年数、吸ってなければベンツ買えましたね」などという一昔も二昔も前の匿名掲示板で発祥した文章めいた野暮な話に繋げる目的ではなくて、価格の変遷や当時の世相についてに相手が気持ち良く語ってくれることが多いので気に入っている導入です。
今回の場合は「喫煙所」だけれど、温泉の露天風呂なんかでも似た機会が過去にありました。
結構、楽しいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます