【助】懐の深い企画がある


【結論】参加しよう、水平線短編大賞!


 エッセイ1000文字ぴったりで収まるの気持ちええな、の感覚で書いている「助かるかもしれない運転」ですが、今回は長くなる気がします。なお1000文字は執筆アプリNolaもしくはカクヨム投稿時の文字数準拠。


 何度か本作(エッセイ)で触れてきた水平線短編大賞のまとめ。


①誰でも参加可能。

→この企画を通して主催のうみべひろたさんが新たに知り合った人もいる、とのこと。


②テーマが秀逸で、幅が広い。

→長くなるので後述。ただ、他企画で「良くないテーマがある」という話ではありません。


③紙媒体になる。

→うみべひろたさんが合同誌の形で刷って下さるそうです。


 ここまでは、知ってた。何度か書いた。参加概要や趣旨について触れておきますと、持ち寄る作品のテーマは「光」で、とにかく幅が広いんですよね。

 そして、ジャンルも自由。物語でも詩でもエッセイでも可、とのことです。他の企画で例えば「SFのみ」ですとか、あるいは「冒頭か文末にこの一文を入れる」という形も大好きで、しかし「テーマ〝光〟それだけ!」って入りやすさというか、とっつきやすさがあって秀逸だなと思いました。

 また、ご縁があって参加作品を2作(御本人が見せて下さり)拝読したのですが、どちらも「なるほどー」と感じるというか、一方は詩であり一方はエッセイと「光」の解釈にも個性が出ていて興味深いです。


うみべひろたさんアカウント @uhiro0047

合同誌企画運用のアカウント @horizontal_pb


短文投稿サイト(旧Twitter)にて「水平線文庫」と検索しても、出てきます。

 


 こっから、新情報。企画用アカウントの投稿から転載。


『ちなみに。参加作品は、

 

送付→PDFにして送り返す の過程で、


・作品自体に問題なきことの確認

・誤字確認

・PDFにして全体のバランス確認


と、全作品3回は真面目に読んでおります。

なので、多分誤字は全部見つけるし、ある程度は作者様の意図も汲めているはずです。


安心して送付頂ければと』


 うそやん。マジか、これ。


 多くの方々がご存知と思われますが、PDFというのは文章を印刷する時の設計図的なアレというか、第三者と共有しやすくするためのファイル形式です。(雑)

 キッズ向けの絵本は文字が大きく、小説という媒体でも児童書と成人向けで文字サイズが違っていたり、1ページの中で二段構成になっていたりと「印刷する媒体」によって書式が変わってきます。


 脱線しますが、pdfや規定フォーマットの一例として2ページの読み切りを書きました。さっき執筆しました。

 短文投稿サイトの「@tomofuzitetsu」というアカウントのトップページから、いわゆる「固定ポスト」と呼ばれる最上部の投稿を開いていただき、そこからリプライのツリーで繋がった7つめの投稿に、一例としてくだんの読み切りを添付します。

 

 また、このエッセイの次の回で具体的に「簡単な作り方」を記載します。


 話を戻しつつ。固定ポストの7つめにあるような「形」に、直してもらえるんだ? 参加者は「ただ書くだけ」で、うみべひろたさんが規定フォーマットに整えて下さり、誤字指摘をしてもらえたり、きっと「この長さだと、ここまでしか収まらないですね」とか教えてもらえるんだ!?


 すごいことですよ、これ。主催、菩薩ぼさつかよ。ふところの深い企画だ。パねえ。恐ろしく敷居が低い。参加ハードルが低いどころか、そもそもハードルが「ない」とすら言える……



 ただ、自分の手で「規定フォーマット」を意識して作品を作るのってとても面白いなと(少なくとも僕は)思ったんですよね。

 うみべひろたさんの負担を減らしたい気持ちも少しありますが、それ以上に「自分で考えて工夫する」「こだわり、る」という作業が本当に本当に楽しいので、ぜひ多くの人が挑戦してみて欲しいと思い、それで今回のエピソードを書いたり、やっつけで読み切りを執筆しました。


「何が面白いの?」


 水平線短編大賞の場合は「1行が28文字」と決まっていますが、仮定として


【1行が11文字の規定】


 と考えて例を書いてみます。(実際はいかなる公募も企画も、1行が11文字なんていうフォーマットはないと思うけれど)


(1行11文字の、一例)

 当時はまだスマートフ

ォンという端末がなく、

だからこそノイズキャン

セルという機能の名も知

られていない時代だった。

(一例、おわり)


 これ、行をまたいで「スマートフォン」という単語が「スマートフ」「ォン」になってるの個人的に嫌というかムズムズするんですよね。人様の作品を読む分には気にならないんですけど、自分で書くとなるとモヤモヤしてしまう。

 同様に「ノイズキャン」「セル」とか「名も知」「られていない」も何というか、執筆していてスッキリ感が薄い。あんまり、楽しくない。楽しく気持ちよく書きたいから変更します。


(1行11文字の、改稿版)

 スマートフォンという

端末は当時まだ存在せず、

ゆえにノイズキャンセル

という機能もまた、普及

していない時代だった。

(一例、おわり)


 なんか、こっちの方が気分が良い。(この感覚、伝わるか不安)


 なので、横書きや執筆アプリなどで作って送って主催に丸投げ! というよりかは自分なりにこだわったり、同じ意味合いやニュアンスの文脈でも工夫したり凝ってみる方が(僕個人としては)楽しいな! と思った次第です。


 需要があるか分かりませんが、エッセイの次回に「(多分)楽と思われる作製法」を記載します。


 なので! 水平線短編大賞、参加! しましょう! お願いします!

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