【無】(4/22)優劣も〝文学〟も苦手だった
過去形です。今は全然、好きです。
楽しんで書きながら、作った物語を一人でも楽しんでくれる人がいたら別にいいじゃんね、という気持ちでしばらく生きてました。
だからこそ「勝つ」「○○の頂点を獲りにいく」という姿勢には首を傾げていた。いや、熱いな格好いいなの気持ちも感じてはいたんですけど。
義為氏『戦場に〝歴〟は関係ありませんからね、一人一人が対等にやりあうのですッ!』
未だに「戦場」とは捉えられないし「やりあう」は僕の方針と異なるけれども『歴は関係ないよな』という部分は強く頷くところではある。
知らず知らずのうちに僕は「謙遜」と「卑下」を履き違えていたし、謙虚と卑屈の境界が曖昧になっていたなと痛感します。
5月26日にペンギンを連ね束ねる長から〝オバケ〟を拝命した以上、オバケの矜恃を抱きながらオバケの意地と生き様を伝えたい爪痕を残したい、そんな気持ちで新しい企画の参加を決めます。
オバケの生き様ってなんやねん死んでるからオバケやんけ、ってちょっと思った。
*
【文学・文芸、すげー苦手】
とにもかくにも格調が高く敷居も高く生半可な気持ちや覚悟では手を出せない、というイメージでした。
類似例としてホラーやハイファンタジーに本格ミステリ、ハードSFなどもありますが、個人的にはそれらのジャンルよりも「怖い」という感覚がまぁ強い。
正当・王道の「文学」以外に挙げた4ジャンルって、言語化して「説明」出来かつ僕も納得できる定義付けが可能な人が多いと思ってるんですよね。観測範囲やこれまでの人生からの体感、主観ですが。
『SFというのは〝こういうもの〟ですよ』という不文律や、常識。いや常識や型に固執するのも利点や懸念を内包していますが。ただ、事実として「多い」と感じます説明可能な人。
また、浅く薄くても構わないなら僕も一応は、少しなら物申せるつもりでいます。
『ハイファンタジーなら、余程の理由がないと内燃機関を登場させるのはちょっと違うよね。いや余程の理由があっても内燃機関や光線銃は望ましくない……気が、する』レベルの話ですけど。
それが〝文学〟には見当たらない。あるにはあるけど、多すぎる。有象無象、諸説あり過ぎて困る。軸も指針も作れないし、正体不明なものは怖い。
文学とは斯く在るべし、と大多数が納得できる解を示せる人は少ないと思います。
だったら、これまで触れた作品を思い出したり自分なりに考えて、見つけるしかないんだよな。
(つづく)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます