第八章 方々に感謝したりする編

まえがき

(備考)

前半部に章の説明、後半部から「いつもの」をはじめます。

実話三人称視点シリーズ、感謝の気持ち強めの章。

そういうのも自分用に残しときたいと思いました。


ただ、やっぱり「楽しい」や「助かるかもしれない」も発信したいんですよね。エッセイのタイトルも「助かるかもしれない運転」なので。


ということで、考えました。この章は助かる可能性のある回については分かりやすくエピソードタイトルの前に【助】と書きます。

「これ、知ったら絶対に役に立つでしょ」という内容も含まれている回の予定です。具体名や個人名は出したり出さなかったりですが、調べ方が分からなかったり興味をお持ちの方がおられましたら御連絡下さい。

エピソードタイトルの前に【無】と書いてある内容は、ガチで何の有用性もねえ話です。

判断が難しい回は【楽】にカテゴライズしようか悩みましたが、やっぱり「これ楽しいすよ!?」の発信は「助かる」にさせて下さい。

(以下、本文)

 

 お気持キモちを叩きつける中年オジサン、略してキモオジ。


 本章を執筆している時点、つまり二〇二四年の五月下旬よりも少し前、五月中頃からキモオジに妙な口癖が生まれた。


「それ、エッセイにしていいですか!」


 ダイレクトメールのやりとり、人様の短文投稿、声を使ったスペースでの会話、キモオジは何かとつけてエッセイにする。すぐに思いつく。思いついたら書かずにはいられない。書いた後に投稿や発信するかどうか一応は悩む点が、唯一の救いかもしれない。垂れ流すことなく八割をボツにしたり、書いた時点で満足する。


『トモフジテツが自分のポストからエッセイ書いてた』


『書くの楽しそうだなと思った』


 六章一話「有名になる姿の妄想、楽しい」回で登場した『ろうでいさん』による短文投稿。


 これにはキモオジ、ガッツポーズ。PVは多く望まず一銭にもならぬエッセイであるが「楽しい、気持ち良い」が広がって欲しいという部分に執心していたからである。そして、許された感が大きい。


「お伺いや確認とれば、書きまくっていいんだ? よし、これからも何でも食べたろ! 書いたろ!」


 かつて日本には「ご飯がススム君」という商品広告映像コマーシャル・ムービーが存在した。男児が次々と白米をおかわりする内容となる。

 キモオジは好き嫌いをせず何でも食べる暴食モンスター、文も声も食べて食べて貪りながら、日々エッセイを「おかわり」しようと決めた。


 お気持キモちだけを吐いていた中年オジサン、キモオジ。


 食べさせていただいた事柄を文にする、ススム君。


 進化の次なる一歩、エッセイがススム君の誕生である。トモフジテツはキモオジからススム君のステージへ昇格した。


 ススム君が章を通して感謝を伝えたい四人の男女、雛人ピヨんちゅ海人うみんちゅ都人シティんちゅ郷人さとんちゅ、彼らとの交流は雛人ピヨんちゅという女性の活動が密接に関わっている。


雛人ピヨんちゅさんの存在も活動も、多くの人が知って欲しいなぁ」


 その人物の在り方を知れば人生が潤うかもしれない、つまり助かる。助かって欲しいエッセイの形が、新たに幕を開けた。

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