白き爆弾魔(後編) より楽しい殺し合い
小学生という生物は〝世界〟に新たなルールを生み出したり、勝ち負けを制定しがちである。
交差点の路面に描かれた横断歩道の白い部分のみ踏むことを許容、黒いアスファルト面に触れたなら死亡。
手頃な大きさの石ころを蹴りながら下校し、足の
時代や地域を問わず頭の悪い小学生達が思いついたルールは数知れず、クソガキもまた例外ではなかった。
「ボスにトドメ刺した方、勝ちな」
「お、いいねそれ!」
改めて、カクヨムにて転載を快諾されたコメントを引用。
『同士討ちが可能なシステムだと、それなりに成熟してないとまともに協力できませんからねぇ。
そうでなくてもアイテムの取り合いとかが発生すると荒れがちだったり。』
この内容はある意味、正しい。実に解像度が高く正鵠を射ている。
しかしながら、クソガキも友人も〝その
仕様上ボスに近い距離で二人が爆殺を試みると、クソガキと友人どちらの攻撃が
手柄や功績の所在が不透明で、釈然としない。
こうして〝より高度な戦い〟が幕を開けた。
*
力を見せつけたければ、方法は至極単純。
「あー、しまった!」
「よっしトドメ!」
「近寄れないだろww」
「うまいなぁ、やられた!」
何も毎度、殺害という手段で排除する必要もなかった。仲間の移動する動線を先読みし爆風で危険地帯を構築することで侵攻を阻止する戦術も高い戦果を上げる。
これはもはや、コンピュータと人間の戦いに
ボスvs人間vs人間という、
「パンチもキックも持ってるからいいよ。取りなよ」
「ありがとな!」
クソガキも友人も、時として敵に塩を送る。もはやボス
その方が、楽しいからである。
・人も書籍も、知識も言説も、鵜呑みにしない。
・自分の中の定説を過信せず、
・人が楽しんでいると自身も幸せな気持ちになる。
これら三点はクソガキが母親と友人、そして弟から授けられた事柄。
それとは別に、爆弾魔のゲームからも学んだことがある。
・新しいことを考えてみたり思いつくと、楽しい。
・変なルールや縛りを課して、達成するのも嬉しい。
・突飛な発想も「盛り上がり」や白熱に繋がる。
キモオジは改めて、法に抵触せず第三者を悲しませない範囲で今後も「楽しい」や「面白い」そして自分自身の「気持ち良い」を追求していきたいと感じた。
それを原点に、キモオジは文章を書き続ける。
(ゲームソフトの紹介)
(C)任天堂 星のカービィスーパーデラックス
(C)任天堂 スーパーマリオシリーズ
(C)ハドソン ボンバーマンシリーズ
(C)カプコン ロックマンXシリーズ
楽しい思い出や大切なことを多く与えられました、感謝。
機会があれば、プレイステーション及びPS2やニンテンドウ64、SEGASATURN、ドリームキャストの作品に触れた内容も書きたいです。
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