第309話

黒騎士のオレは総理から

2つ目の依頼を聞いた。


「そ、その…元特級探索者クロノ殿との和解を…

無差別に殺戮や、日本を焦土にしたりなど

しないでくれると助かる…」


なるほど…

暗殺が無理とわかれば

次は報復されないようか…


ん?まてよ?

クロノと黒騎士は同一人物とは

わからないようにしているしな。

鎧さんこと、漆黒のフルプレートが。

だからクロノ暗殺依頼はもちろん無理だが、

和解なら楽勝じゃないか!


このマッチポンプというビッグウェーブ

乗るっきゃない!!

「引き受けよう!わたしに任せよ!」

オレは自信満々にそう宣言した。


「ありがとう!ありがとう!!黒騎士殿!!」


「元特級探索者クロノに

むやみに日本を害さないよう

伝えよう。万が一の場合はわたしが出撃し、

撃退しよう。だが…それなりの理由が

ある場合はその限りではないがよいな?」


「あ、ありがとう。無差別な報復だけを

止めてもらえるだけでも安心だ!」


「了解だ。して、わたしが撃退できるか

皆不安であろう。元特級探索者クロノと

模擬戦をしようと思うのだが、

そこで、日本でむやみな殺戮はしないと

誓わせようではないか。」


「な、なんと!!ね、願ったり叶ったりだよ!

ありがとう黒騎士殿。模擬戦は観戦して

いいのかね?」


「残念だが、それは無理だ。余波だけで

お前らは死ぬ。間違いなくな!

場所も特別な空間でやる。この星の消滅どころでは

すまないからな。」

八百長がバレる、観戦はヤメて。


「そ、そうか…見ることは叶わないか…」


「そう悲観するな、映像宝珠があろう?

アレに特殊な防御かけてやる。

それなら良かろう?」


「ぜひ!ぜひ!

世界最強同士の戦い!

こ、これは世界中の話題となりましょう!!」




「…模擬戦だからな。クロノを討つことは

諦めよ。」

自殺はしたくないからな。オレ


「了解だ。黒騎士殿。本当にありがとう。

して、ファイトマネー分の報酬は?」


「メイドと話せ。委細任せる。」

とりあえず全部、厨二病メイドに丸投げ。

やったぜ!

マッチポンプでガッポガッポ¥。

これでいっときはニート満喫できるぜ!


と、総理から映像宝珠を受け取り

明後日、元特級探索者クロノ(オレ)と

黒騎士(オレ)の模擬戦をすることに

なったのだった。



とりあえず場所は

限定(無)で、無間空間に入る。

そして映像宝珠にも限定(無)で

余波で傷がつかないようにしといた。


そして

元特級探索者クロノ、

付き添い最強黒騎士が

無間空間で相対するのだった。

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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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