第305話
オーラ騎士に褒美を
と、言った黒騎士のオレ。
オーラ騎士はどうやらオレと
模擬戦がしたいらしい。
「良かろう!」
と、訓練場へ行く。
女児と母親が心配そうについてきた。
まあ母親は元探索者だし大丈夫か。
女児もいるが、オーラ騎士は甲冑の魔物。
中身はどうなっているかわからないが、
恐らくは思念体。
要は中身は空だとオレは推測している。
なので血みどろな戦いにはならない。
最悪母親が女児の目隠しをするだろう。
そこは親に任せるか…
「いつでも来て良いぞ!」
っと言った瞬間に、オーラの斬撃を飛ばして来た。
間合いの外からだ。
オレはちなみに
黒騎士バージョン。獲物はバスターソード。
オーラの斬撃は手の甲で弾く。
オーラ騎士は警戒してるからか、
オレの間合いに入ってこない。
オレは右手でバスターソードを
手加減しながら胴を薙ぐ。
と、オーラ騎士は両手で持ったオーラブレードで
右側をガードしてきた。
オレは、そこにすかさず左足で蹴り。
以前クロノのときオーラ騎士と
戦ったことがあるが、
こやつは剣の基本に忠実すぎた。
剣しか使ってこない印象だっだが…
まさかの…?!
オーラ騎士からクロスカウンターキック。
ほう…
精進しているのだな。
関心関心。
だが…!
オレは更に頭突きを繰り出した。
被弾しのけぞるオーラ騎士
すかさずオレはタックルし、
オーラ騎士を吹き飛ばした。
オーラ騎士は訓練場の壁に激突し
なかなか立ち上がれない。
「立て!!!」
と、オレは怒鳴る。
「お前には忠誠を誓ったものがいるだろう!
それにそこの母子も
お前が守らねば、死ぬぞ!だから…
立てい!!!!!!」
オレは覇気を使いオーラ騎士を押しつぶす。
もちろん手加減はしてる。
ちなみに忠誠の儀の相手は
聖女と厨二病メイド。
オーラ騎士は聖女と厨二病メイドの
再戦によりダンジョンで敗れ、忠誠を誓い
いまは黒騎士邸の門番をしている。
そしてギルドにいる母子を悪漢などから
守っているのだった。
「が、がんばってください!
オーラ騎士さん!がんばってがんばって!」
「黒騎士おじちゃんやっつけて!」
母子からの声援
いや、オレ完全に悪者やんけ…
悲しい…
まあいいけど…
手加減してはいるが覇気まで、使ったからか
オーラ騎士はなかなか立てない
必死に足掻いてる様は伝わるが…
ここまでか…
オレは立ち去ろうとする。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
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