第280話
僕はブタオ
東国の姫の不正をドヤ顔で暴いてやった!
まぁ負けは仕方ないが…
一応鬼神ブタオというブランドの名、名声の
傷が最小限になるようにしないと。
不正で負けたなら仕方ない。
しかも相手は世界ランカーだし、
ってみんな思ってくれるだろう。
東国の姫は特級探索者クロノから
受けとった、僕の耐久性のあるボディーを
一撃で仕留めた不正木刀を審判の先生に渡した。
「この木刀はただの木刀である!」
先生がそう言い、
真偽の水晶は光らなかった。
つまりはただの木刀…
「ほら!鬼神ブタオ君!君も持ったり
触ったりして確認しなさい。
ちなみにこれがただの木刀でなくアーティファクト
魔道具であろうとルール違反ではないんだ!!」
と、先生が木刀を持ってきた。
「うるさい!先公さてはお前もグルだな!
ふ、せ、い!ふ、せ、い!ふ、せ、い!
さあ!みんなも一緒に!!
ふ、せ、い!ふ、せ、い!ふ、せ、い!」
僕は叫んだ!
心のからの叫びだ!!
「ブタオ…もうやめようぜ…
何を言っても仕方がないし、
相手はキャリアがある世界ランカー…。
負けても全然恥じゃない!
オレ達はまだ入学したばかりじゃないか!
なあ、今度オレ達と一緒に鍛錬しないか?」
前、僕をいじめていたヤンキーが
肩を貸してくれた。
僕の顔にはまだ吐瀉物がついてるのにも
かかわらず…
「そうよ!ブタオ君!
今までがブタオ君すご過ぎたんだから!
まだ入学したばかりだし、また頑張りましょう!
同学年なら断トツで一番はブタオ君なんだし!
焦らず、ね?」
嘘告幼馴染
「ブタオ挫折すんな!あーしらがいる。」
動画撮影ギャル
「うるさい!!お前らなんか!お前らなんか!」
僕を自殺するまで追い込んだくせに!
と、ヤンキーを振り払う。
そして僕は1人で帰った。
本当にこいつら今更だ!ウザい!
「ブタオ!明日も学園で待ってるからな」
「ブタオ君!わたしも」
「ブタオ!あーしもいるからな!」
僕がその言葉に耳を貸すことはなかったが…
「いい友をもったのだな…」
と、クロノ特級探索者の謎の呟きが聞こえた。
友達じゃないっての!
ウザいなあクロノも!
お前、僕と初対面ですらないだろ!
知ったふうな口を聞くなよ!!
何も知らないクセに!!!
と、シラけた、または笑いがおきてる
修練場から僕は1人立ち去った…。
なあに、まだ一敗さ!相手は世界ランカーだし、
しかも模擬戦!
いまに見てろよお前ら!!!
「ねえ!ノーネーム!いや師匠?
それとも今はクロノって呼んだほうがいいかな?
わたし消化不良なの!模擬戦しない?」
と、ブタオが立ち去った修練場で
東国の姫がそう言ったのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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