第271話


僕はブタオ


日本魔法探索者学園

入学式最中だ。


おじいさん学園長のお偉い挨拶からはじまった。

まさかの孫が魔法少女なのが発覚した。

はじめて知った。

実物も小柄で可愛らしい子だったから、

ウインクしといた。

デュフフフ…意識してるな。

バッチリ目が合った。

驚いてる驚いてるっと。


確かユーツーブの配信でみたけど、

アメリカ少女と魔法少女は

特級探索者のクロノさんにゾッコンだった。


羨ましい!!

今の僕なら…

僕なら彼氏にふさわしいはずなのに…

クソ!

もう少しはやく実績がつめていたら…

いや、クロノさんを追い抜けば

まだチャンスはあるか?

アメリカ少女は胸がデカい。

僕好みだ!

魔法少女は胸はないが可愛い。

僕好みだ!


なんて考えていたら

次は生徒会長さんの挨拶だった。


確か前に戦闘になり僕が勝利した。

僕は未だ無敗だ!

(もう一人の内なる僕がだけど)


だから生徒会長さんとは面識がある。

この学園にも推薦してくれたうちの一人だ。

うん!キレイ系で可愛い。

僕好みだ!

可愛い子達を眺めてるだけでムラムラするなあ。




そして生徒会長さんが最初に新入生歓迎の

挨拶をしたあと最後に付け加えて

「最後に新入生みんなに伝えたい!

次に新入生首席が挨拶をするが、

彼と自分を比べてはいけない。

彼は明らかな別格だ!だから自信を無くさないよう

これからも精進していってほしい。」

と生徒会長は最後、僕に手を振ってから

ステージから降りた。


会場から、われんばかりの歓声や拍手が起きた。

みんな僕をみている。



き、気持ちいい!!

高揚感に包まれる僕。

人垣が割れ僕の道が出来る。


そして演台があるステージにあがる僕

「新入生、首席のぶ、ぶ、ぶ

ブタ、ブタ、ブヒッ!ブタオです…ブヒッ!

も、目標は特級探索者クロノさんを抜くことです!

あと彼女はいないから募集してます。

何人かはほしいな。可愛い子限定ブヒ!

ブヒ−ン!!キリッ!」


と、僕はキメ顔でそう言った。

途中鼻息が荒くなり、息継ぎに失敗し

変な声が出ちゃった。

まあ最高の首席挨拶だったからいいか。



大歓声だったがなぜか笑いもおきていた。

あれ?真面目に挨拶したから笑うとこは

ないはずだけど…


まあ僕レベルじゃない人がたくさんいるから

負け惜しみかな?


それに先輩の世界ランカーだって

在籍してる学園だ。

同級生にライバルはいないが

先輩達を一応のライバルにしとくか。


まあどうせすぐ抜いちゃうけどね!!

なにせ僕は最年少最短記録保持者だから。

それよりも、いまは彼女がほしいな。

たくさんやらしいことがしたい

と思うブタオであった。



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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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