第264話
オレはブタオなるいじめられっこに
憑依中だ。
ギルドで探索者カードを作り
帰宅していたら…
「おい!!」
と、声をかけられた。
先ほどギルドで専属受付嬢を
ナンパしていた軽薄探索者だ。
「なんかオレに用か?」
「てめーブサイクなデブのクセに
オイラのナンパ邪魔しやがって許さねえ!!
てめーも受付嬢狙いか?
いい恰好しやがって!」
「ん?狙ってないが?
用はそれだけか?それだけなら
もうオレは行くぞ。」
と、スタスタ帰宅しようとしたら
「待て!!ふざけんなよ!てめー
ボコボコにしてる!
あの受付嬢はオレのもんだ!」
と、軽薄探索者の目は血走っていた。
「ナンパなら好きにしたらいい。
だが相手は拒絶していただろう。
なおかつ身を乗り出し接触しようとしたから
止めたのだが…
お前とオレの考えが合わないな…
お前の理屈を押し通すなら
相手になろう。
刃を交える以外ないな。
来い!!」
と、オレは臨戦態勢になり
ブタオの身体から湯気が出る。
ブタオ身体機能により発汗。
そしてそれがすぐさま蒸発した。
「ハッ!探索初心者の分際で!!!
カッコつけてんじゃねーぞ!
ブタ!!」
と、軽薄探索者はナイフを取り出した。
ちなみにランキングは10000位くらい。
世界の探索者は10万くらいが総数で、
実力でいえばSから数え、Dランク程度。
登録したてがFランク 、
駆け出しがEランクだ。
そしてナイフを持って突進してきた。
ブタオは素早さがないから致命傷を避けたが
腹を刺され出血した。
まあ痛覚は脳内にいるブタオにしかいかないが…
反撃に裏拳をしようとしたら、
「何をしている!!!」
と、女性が叫ぶ。
つい聞いたことがある声色に
気を取られ裏拳が寸止めになったブタオことオレ。
声がするほうを見ると…
日本魔法探索者学園の
生徒会長だった。
黒髪のポニーテールがトレードマーク。
スレンダースポーティーな少女。Bカップ
ギルドランキング3位
Sランク。
クロノと黒騎士、各々で模擬戦したことあり
以前クロノのとき神器、三叉の鉾トライデント
をあげたっけな?水龍が出るやつ。
「殺し合いだが?」
と、オレは言う。
「あ、あんたは…世界ランカーの…
い、いや、
こいつがオレを殺そうとしたから
お、オイラは…せ、正当防衛だ!」
と、嘘を生徒会長に言う軽薄探索者。
「正当防衛かどうかは
取り調べではっきりさせよう!
殺し合いはやめろ!」
と、生徒会長に
言われたのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
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