第265話

オレはブタオなるいじめられっこに

憑依中だ。


軽薄探索者との殺し合い中

ナイフを腹部へ刺されたオレ。

反撃して殺そうとしたとき、

生徒会長に止められた。


「殺し合いをやめろだと?おい!!お前!!

オレに命令するとは、許さんぞ!!!

こいつは殺す!取り調べなどはさせんが!」

ブタオことオレはちょっと生徒会長にイラついた。

(や、やめなよ。もう一人の僕…

相手は探索者世界ランカー。ランキング3位

勝てるわけないよ!)

脳内のブタオが言う。

ちなみにブタオの身体に憑依した際

このオレの人格はもう一人のブタオ、

という事にしといてる。


「勝つ、勝てないではない。

殺し合いに勝手に入ってくるなど

許せないだけだ。言ったろ?

お前にはオレの生き様を見せると。

勝てなければ死ぬだけ

ただそれだけだ。」

と、ブタオに言う。

あまり女性に手は上げたくないが、

さすがにこれは許されん!




「オレを止めたくば二人してかかってこい!!」

と生徒会長、軽薄探索者に言う。



「お、オイラは知らねー!!」

と、軽薄探索者は逃げていった。

追いたいが生徒会長が立ちはだかる。


「おとなしく取り調べ受けようね!」

とオレを睨み水の槍を生成。


「お前!オレに命令するなよ!

いや、何人たりとも命令するやつは許さん!!」

ブタオの身体の湯気が赤くなり

顔面、いや身体中が血流により赤く染まる。


「す、すごい闘気だね…

本当に探索初心者とは思えないよ…

けど負けないよ!!」

ブタオは探索初心者のデカデカプレートを

首からかけてるから初心者と誰がみてもわかる。


と、水の槍で間合いの外から突いてきた

生徒会長。


足を刺され機動力を削がれるが

気にしない。


どれだけ被弾しようと

ブタオタックルは止まらない。

それこそ命尽きるまで。


「え、ちょっ!

え?と、止まらない!あたってるのに?!

さ、さすがに神器を使えば殺してしまうし…」

と、生徒会長はブタオタックルが

止まらず神器を使うか一瞬迷う。


生徒会長曰く

神器は、いま修練途中で真名も解放出来ない。

そもそも扱いこなせてもないが、

それでも強力な武器だ。



オレはそのまま神器を使わせまいと、

捨て身タックルをかました。



「きゃッッッッ!!!」

と、生徒会長を吹き飛ばした。



生徒会長はうつ伏せ状態で倒れて

すかさず馬乗りしたオレ。


「う、ぐっ!や、やめろ…」


「一瞬迷ったな。お前舐めてんのか?

命のやり取りしてる最中、相手の心配とか?

まあ、それがお前の甘さでもあり命取りだったな。

先ほど逃げた探索者は後で殺しにいくと

して、、、まずはお前だな!」


「く、、、殺せ!」


クッコロ頂きました。

と、脳内のブタオが喜んでいた。




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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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