第173話

黒騎士様はやることがあると

言われ転移して行かれた。

すごくさみしい…


けどメイドさんと一緒に露店風呂で

黒騎士様に可愛がってもらい、

気持ち良く幸せな気分でぐっすり眠れた。

ちょっとだけ悶々とした気持ちにもなって…

1人で初めて、してしまったけどそれは秘密!


まだまだ子供扱いされてるのは

わかってるけど、わたし達にまんざらでも

なさそうとメイドさんは言ってた。

多分だけど、黒騎士様はおっぱい

が好きな気がする。

男性から、いやらしい目線で見られたりは

嫌悪感に感じるけど、今は大きい胸で

よかったと思っている。

これからもっとがんばってアピールし

メイドさんと一緒に娶ってもらうのが目標だ!


それが無理なら愛人でもいいから

お側に置いてもらいたい。


いま一番の親友はメイドさんだ。

前の勇者パーティーのときは

魔法少女ちゃんが一番の親友だったけど

今はこじれてしまい…

アメリカ少女ちゃんが言ってたように

クロノさんに依存しすぎて魔法少女ちゃんは人が

変わってしまった…

クロノさん以外なにも要らないとのことだった。


あとアメリカ少女ちゃんは

求めてばかりではダメだとも言ってた…

一方的な関係はいずれ破綻するって。

だからちゃんと与えられる存在になりたい。

黒騎士様に癒しを!


もっと必要とされたいし、女として

求められるように女を磨かなきゃ!



あと日本は一夫多妻ではないけど、

黒騎士様の功績なら大丈夫なはず。


パパの総理がなんとかしてくれるし、

パパも黒騎士様は自分なんかとは 

比べものにはならないくらい偉大だ!

とか、神様より敬うように言われている。


黒騎士様は神々しいときや、

勇ましく戦われるお姿だったり

たまにお茶目だったり

お胸が好きだったりと 

いろいろな面がある。

世間の人物像には無い一面をわたしは知ってるから

ちょっとした優越感もある。


あ、そろそろ学校いかないと!


聖女は学校へ行く


聖女の通う

日本魔法探索者学園

2学年Aクラス



「おはよ!昨日はみんな応援ありがとう!」と

人だかりの中心にいる聖女

ダンジョン深層40階層ボス戦を

生配信してたからだ。


「おめでとう!すごかったよ!」

現ギルドランキング3位 

ポニーテールがトレードマークの生徒会長



「おめでとうございマス。まさか

ダンジョンボスが仲間になるとは

思ってなかったデス」

胸がデカイ金髪アメリカ少女

現ランキング1位



「オーラ騎士カッコよかったな!」モブ達も

騒いでいた。


ちなみに勇者とタンクは休み。

パーティーから魔法少女、聖女が抜け

メンバー探しみたいだ。


アメリカパーティーのアメリカ男子は

サボりみたいだ



魔法少女は聖女の話しに聞き耳を立ててた…



最近は聖女よりアメリカ少女が

ウザいと思っていた。


アメリカ少女が親愛の証しといい

クロノとキスをしたから大激怒した。

狙っているのは明らかだ!絶対に許さない

と思っている。



「ただ、ちょっと不安もあるんだよね…

イレギュラーの悪魔が言ってた。魔界から

日本か、世界にか分からないけど軍勢が進行の

準備してるって…」聖女


「確かに…なにか対策を取ららないとだね…」

生徒会長


「アメリカも対策に追われてます…

父の大統領が言ってましたが、

やはり黒騎士サマ、クロノサンを

2つの兵器級戦力を所有してる日本が

一番のやり玉に挙げられていると…

かなり非難されているとのことで…」

アメリカ少女


「クロノを兵器扱いするな!!」

魔法少女が勝手にまた会話にわってはいる。


「ワタシが言ったわけではないのデスが…」

アメリカ少女


「クロノは絶対渡さないから!」

魔法少女


「よしなよ!これは個人とか

ではなく国の話になるんだから!」

聖女


「そうだよ!やはりどの国も

強者を欲して祖国を守りたいんだよ…

それは悪いことではないよ…」

生徒会長


「ハイ…なので黒騎士サマかクロノサン

どちらか、はたまた両方か、出国要請を

各国が日本へしてるみたいです…」

アメリカ少女


「そんなの絶対許さない!!」

魔法少女


「パパの総理が対応してるとは思う

けど、どうなるのかなあ…例え要請が承認

されても本人が行くかもわからないし…」


「確かに!それに対する義務はギルドには

ないからね!」


「ハイ…なので本人の黒騎士サマ、

クロノサンには金銭や望むもの

はたまた女性…色仕掛など、いろいろ策を

各国、巡らせているかと思います。」


「女とか絶対近寄らせない!!

今でもたくさんウザい虫が

クロノに纏わりついてるのに!」

と言いアメリカ少女の方を見ながら言う

魔法少女


「そうなるとアメリカ少女ちゃんは

渡米、あ、帰国になるの?」


「自分のチカラでも日本を守らないとね。」


「ハイ…近々帰国します。

また騒動が収まれば学園に復帰予定デス」


「帰ってくるな!!」


睨み合いがはじまる

魔法少女、アメリカ少女


「そう言う言い方はだめだよ!」聖女


「そうだよ!」生徒会長


「いえ、いいデス…

ハッキリいいますが、ワタシはそのとき。

クロノサンも一緒に渡米をお願いするので!」

魔法少女を睨み返しながら言うアメリカ少女


「は?ウザ!本当にウザすぎお前!

させる訳ないよね?」

魔法少女


「日本には申し訳ないデスが、領土が狭いデス…

だから黒騎士サマや、他の高ランクギルド

パーティーがいれば大丈夫でしょう…

アメリカは広く、ワタシのパーティー以外に

残念ながら高ランクギルドパーティーがいないの

デス!なので、ワタシ個人がクロノサンに

協力要請し、報酬は望むものとワタシ自身をと

考えてマス!」アメリカ少女


「ウザすぎ!絶対にさせない!

こいつ本当に許さない!

クロノを狙ってばっかり!いい加減諦めろ!

キモすぎ!」

魔法少女


「ハイ、ワタシは今クロノサンに

恋慕しておりマス。

元は配信の大ファンでしたが、クロノサンが自身を

無力と言い苦悩している姿を見て話を聞いてから 心をうたれました。

壮絶な過去を持ちながら、ひたむきに

がんばってらっしゃいマス。

求めてばかりで何もしないアナタ

とは真逆ですね!」

アメリカ少女


「クロノはお前なんか絶対選ばない!

もうわたしを選んでるから!」


「そうかも知れません…

デスが、自分ばかりを優先しクロノサンの負担

ばかりを強いるあなたとの関係は

いずれ破綻するでしょう。アナタが

このまま変わらないのならば確信をもって

断言出来ます。アナタはクロノサンに求めて

ばかりですしね!一方的に求めすぎデス!」


「負け惜しみばっかり!!

クロノのこと何も知らないクセに!!

やっぱりこいつと話すと気分悪い!

もう帰る!二度とクロノに関わらないで!」

と捨て台詞を言い早退した魔法少女



「「…」」無言になる

聖女、生徒会長だった。





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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

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いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


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