第128話

とりあえず

聖女からは個室露天風呂が御礼でもらえる

アメリカ少女はアメリカ旅行にいける。

最後は生徒会長だな。


確か模擬戦希望か…

前に黒騎士のときに無手でやってるんだが

水の槍を使う子だったな。

今回は血塗られた愛刀でやるか。


「持たせた、やろうか。」オレ


「ありがとうクロノ君 わたしだけ

君に何もしてないが何か望みはあるかい?」

生徒会長


「最初から全力…奥義で来てほしい。」

面倒くさいから…


「せっかちだな、君は…。

まあいい。わかった!」 

二刀流 水の槍を構える生徒会長。



「友よ…彼女を傷をつけることは許さん!」

女の子だしね、消えない傷を負わせようもの

なら取り返しがつかない。

それに血塗られた愛刀がチカラを出せば一瞬で

存在が消し飛ぶ気がする…。


「悔しいなぁ…けど配慮ありがたく。

配信は見させてもらった。

さすがに君には勝てるとは思っていないが…

一矢報いたいね。では、参る!!」

生徒会長が二本の槍に水を纏わせ

オレに向かって来た。


まずは基本 刀の間合い外から

突いてきた。


刀で止め軌道をずらす。

下段に二本目の槍がくる。

ジャンプして躱す。


が、地面から水の槍が出てきた。

そういえば対空にも対応してたんだったな。

オレは器用に空中で体制を変え

下から来る水の槍に斬撃を放つ。


が上からも水の槍

生徒会長もまた間合い外から突いてきた。

四方八方からか…。

回転斬りの要領で全て弾く。


お互いに距離を取り向かい合う。


「つ、強い…

いや強いなんてレベルではない。

黒騎士殿といいクロノ君といい…

強さの秘訣を知りたいよ…」

生徒会長


黒騎士の中身はクロノ


「…鍛錬あるのみ…かな

オレもだが、まだ修行中の身 

剣の頂きには程遠いさ。」


「なら、一緒に鍛錬しよう

同じ学園の学友なんだからさ。」


「…」


「あ、あれ?だめかい?

つれないなあ…わかったちゃんと

対価は払うからさ!」


「か、考えさせてくれ…」


「ありがとう。

では奥の手を出す」



黒騎士のとき奥義見てるしなあ…

と考えてたら


案の定 水をまとう九匹の蛇

槍にまとわりつく。

九蛇水槍か…


が…


あれから改良したのか


一匹に纏まる

大蛇水槍になった。


ほう…一点突発に切り替えたか…

面白い。



オレは東国 自警団

三番隊組長の技を真似た

片手に血塗られた愛刀の握りてを持ち

もう片手は剣先に手を添え 


上段からの突きを構えた

腰を落とし 刺突(つき)の構え



「参る!!」

生徒会長の大蛇水槍が来た。



オレも上段より振り下ろした

突きを放つ 突進の衝撃でオレの足元 

地面がえぐれていく


そして両者激突し

すごい轟音が鳴り

バシャーッッ

と水しぶきが上がる



大蛇水槍がバラバラの水に戻り

全て弾け飛んだ。


生徒会長は呆けて立っているだけだが…


それで終わりか?終了の合図はない。

ここが戦場ならそのまま死ぬぞ!

と言う意味も込めてオレは

すかさず刺突(つき)から横薙ぎを繰り出し 

首元で寸止め


「なぜ奥義がダメなら反撃をやめるんだ?

まだ終了ではないはずだか…

甘えるな!!!!

戦場…ダンジョンだったら死んでるぞ

最後まで諦めるな!!!!」

と軽く怒鳴ったオレ。



「た、確かに…

そ、そうだけど…

う、う、う、ご、ごめんなさい…」

ぺたんとその場に座りこみ涙を流しはじめる

生徒会長


し、しまった

言いすぎたか…?!




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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

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いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m







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