第127話

アメリカ行きを

いつかでいいならと 了承したオレ

嬉しさからか挨拶からか

わからないけどアメリカ少女はハグをしてきた。

そしてオレの頬にキスしようとしたら



「ダメ!」ドンッと軽く

アメリカ少女の大きな胸を押し

オレに近づかないようにした魔法少女

だった


ムスっとなる魔法少女と

アメリカ少女


き、気まずい…



「あー、よしよしと」

とりあえずオレの膝上に乗ってる魔法少女の

頭を撫でを宥める


「あ、あれは、挨拶だ。

国が違えば文化も違う。な!

アメリカという国に一緒に観光に

行きたくないか?」

とオレは魔法少女に言う



「クロノとならいきたい…」魔法少女


「ならお世話になるかも

知れない。挨拶くらいは許してやれるな?」 


「わかった…本当は嫌だけど…」



「先ほどは失礼した」

とアメリカ少女に言う。


「いえいえ、日本とアメリカ

いえ、あなたとワタシの友好を。」

とアメリカ少女は言い

オレの頬に手を添え唇にキスをした。



ん?アメリカと言う国は唇にキス

するのが挨拶なんか??

とテンパってたら



「ふざけないで!!!」

魔法少女が怒り

アメリカ少女にビンタした


アメリカ少女は唇を少し切ったのか

血が少し出てた…。



い、いかん!!

またカオスになって来た…


「だ、大丈夫か?」とエリクサーを

異空間から取り出し

アメリカ少女に渡す


「い、いきなりどうした?

先ほど言ったろ?挨拶だって。

何が嫌だったんだ?」魔法少女に優しく言う


「あれは絶対挨拶じゃない。色仕掛で

アメリカにクロノを取り込むつもり!

クロノの強さを知ってるから 利用する気だ!」


「ご、誤解です!

あ、あとクロノサンこのような高価な

薬は頂けないです。さすがに対価が払えないです」

アメリカ少女



「と、とりあえず受け取ってくれ、

足りなかったらまた言ってくれて良いから」

とアメリカ少女に言うオレ


「オレは強くないし、利用する価値もない。

言ったろ? オレは死人同然 名ももう無いのと

同じだ。大丈夫だ。

それでもオレが心配だからお前も一緒に

来てくれるんだろ?」

自国では元婚約者 東国の姫を助けるために

死んだことになってると魔法少女には

伝えていた。


「絶対どこにでも付いてく!

でもこいつは許さない!」アメリカ少女を

指差す魔法少女。


アメリカ少女も魔法少女を睨むわで

マジ大変!

なんですぐケンカになるの?!



「あー、一応念のためな。

オレは自国ではもう死人だ。

二度と顔をさらすことも名乗りも許されない。

だから仮面とオレはこれからずっと共にあり

名も本来ならもう無い。クロノという名はたまたま

この国に知り合いがいないから

名乗ってるだけだ。それほど利用価値が

無いが大丈夫か?」 

とアメリカ少女に尋ねた。


「も、もちろんです。利用するつもりは

最初から無いですし、

クロノサンが何者でも歓迎します。

訳ありみたいでちょっと気にはなりますが

いつかお話し聞かせてもらえたら嬉しいです。」


「な、大丈夫だろ」

と魔法少女にオレは言う


「こいつ嫌い!」魔法少女が

アメリカ少女に言う


「ならアメリカ一緒に行かないのか?

オレは行きたいから 一人で行くことになるが?」


「絶対ついてく!」


「なら案内してくれる人に

嫌いとか言ったらいけないな。

それはわかるな?」


「…」目の端に涙が徐々に溜まる魔法少女


「よしよし、大丈夫大丈夫」

と魔法少女の背中を擦りながら宥め


「すぐは無理だが、この子とのアメリカ行き

いつかよろしく頼む。」とアメリカ少女に言い


「わかりました。クロノサンだけはいつでも

歓迎しますから!」

とアメリカ少女は笑顔で言ったのだった。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



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