第96話 ダンジョン深層40階層ボス


いや、さっきの深層39階層の戦いなに?!

厨二病メイドの目が紅くなり…って

お前カラコン持ってきてたんか?

配信映えか??

知らんけど…


聖女のタコ殴りも凄まじかった。

フルスイングからの滅多打ち…

かわいい顔して、なんか怖いよ…。

と思ったオレ。



深層の最終地点 

40階層ボス部屋


オーラをまとってる騎士が

剣を両手で持ち地面に突き刺した状態で

佇んでいる。


聖女と厨二病メイドは冷や汗をかいてる。


ん?この部屋暑いんか?

まあ、とにかく頑張れ!と終始空気なオレ


聖女がメイドにバフをかけた。

メイドは武器を取り出す。

チェーンの両端には杭がついてる

かなり長いタイプだ。


メイドは目を大きく見開いて、魔眼を発動

目が紅くなる

すかさず杭を投擲し、チェーンを持ったまま駆けた


が…オーラ騎士は少し動きがにぶくなるだけで

剣で杭を弾いた。


「くっ!実力差があると

魔眼が効かないのですか!?」

厨二病メイド


チェーンを掴み直接、杭で直接オーラ

騎士を突きに行くが、また剣でガード、

振り払らわれた。


すると騎士の後方から聖女が

杖で刺突しに突進していた。


オーラ騎士は気づき後ろを向こうとするが

またメイドの目が見開いて紅く染まる。

魔眼を使いオーラ騎士の動きを鈍らせた。


聖女の杖が突き刺さり

吹っ飛んだオーラ騎士


吹っ飛んでるオーラ騎士にさらに

厨二病メイドが杭を投擲。


魔眼により動きが鈍いオーラ騎士

直撃するがダメージは少なそうだ…

あっさり起き上がった。


オーラ騎士の剣にオーラが溜まる。

だんだんオーラがデカくなり…


「「まずい!!」」

急いで距離をとる聖女と厨二病メイド


オーラをまとう斬撃がきて

吹っ飛ぶ二人…。


「ハアハア…まだいけますか?聖女様」


「もちろん…。」




(あかん!ボスやから強い)

(まけるな!まけるな!がんばれ!)

(黒騎士なにボサッとしてる?助けろよ!)

(いまから助けにいくよ!僕の聖女とメイド!)

勇者

(やはりボスは強いね……がんばってくれ!)

生徒会長

(がんばってくだサイ!勝つと信じてマス!!)

アメリカ少女

(危なくなったときは黒騎士殿…よろしく頼む)

総理



聖女が有りったけのバフを

厨二病メイドに、そして聖女は膝をついた。



厨二病メイドは袖をまくる

包帯が巻いてある左腕。

包帯を取ると、赤い魔法陣が浮かびあがり

火を纏う馬、ギャロップが現れた。 

召喚の魔法陣みたいだ。

厨二病メイドがギャロップに、またがった瞬間…


オーラ騎士が特大のオーラをまとう斬撃を

再度こちら放ってきた。


「ま、間に合わない…ここまでですか…」

厨二病メイド

「くっ…!もう動けない…」聖女

二人とも顔を悔しさで滲ませていた。


だが…

あのー

一応オレがいるんだが… 

二人の前に出て

オーラ騎士のオーラをまとう巨大な斬撃を

片手で受け止めた。


「行け」と厨二病メイドにいうオレ

必殺技かな?

見てみたいしな。

必殺技って途中で中断させられたら

モヤモヤするだろうしね。


「感謝を致します!主人様!」

厨二病メイドは火の馬、ギャロップに

跨り、何かを両手で空を掴む

聖女の杖が突き刺さったままのオーラ騎士


杖に極細のチェーンが巻きついてあった。

それを自分側引いた厨二病メイド。

オーラ騎士がこちら側に引き寄せられる。


ギャロップが嘶き火だるま

になりながら厨二病メイドと突進し

正面衝突のようにオーラ騎乗と大激突した。


ドガーーーン!!!と轟音が響き 

衝撃波が

こちらにも伝わってきた。



そして…


地面に火傷を負った厨二病メイドが横たわり…

意識は無さそうだ…。


オーラ騎士は膝をつきボロボロだが 

まだ動いていた。

火の馬、ギャロップは強制帰還したみたいだ。

魔力が切れたらそうなるみたいだ。


オーラ騎士がメイドにトドメをさそうと

ヨロヨロと立ち上がる。そして剣を向けた…



カシャン カシャン カシャン カシャン

…と

足音が徐々に近づく…


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


















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