第93話

う〜ん

ムニャムニャ

夜中 就寝中なオレ氏


厨二病メイドは 普段布団には

潜り込んでいないようだ


何か用があるとき以外は基本来ない。

前に潜り込んで来たのも オレ氏に

聖女の学友が訪ねて来て面会をと知らせに来てたが

起こすのが申し訳なく せめて快適に

目覚めてもらおうと潜り込んだみたいだ。



そして目が覚めたオレ氏…

うん… 悪意が近づいてくる


クソ!せっかくゆっくり寝てたのに


まあ自国のときも暗殺に来たりはたまにある。

一応王子だし…



はあ 仕方ない…

が、もう少し近づいて旅館内に入って来たら

殺すか…

わざわざ出迎えも面倒くさい


もう少しゴロゴロしてよ


と5分くらいたって オレ氏の所有敷地内

あたりに侵入者がはいって来たら

メイドの起きる気配が…


なかなか、優秀だ。


迎撃しにいったみたいだ


遅れて居候の聖女も気付いたみたいだ。

ドラゴンはまだ寝てる。




「いらっしゃいませ。侵入者の方々

夜中に歓迎は出来ないですけどね」

厨二病メイド


「…」

「…」

「…」

「…」


「ご主人様の眠りを妨げるなど

万死に値します…では」

厨二病メイドは すかさず

スカートの中に有る 暗器を投擲


「げはっ」 侵入者脳天に命中一人を

あっさり殺した。


残りの侵入者 三人は散開しメイドを取り囲む。


そして三人は毒のついたナイフなどを投擲してきた


厨二病メイドは当たるのを気にせず

もう一人の侵入者の頸動脈を 袖に隠した

ナイフで切った。


「遅れました、すみません

回復します」聖女


ぱあっとメイドの腕や肩が光り

先ほど受けた傷 毒ともに回復したみたいだ。


「ありがとうございます 聖女様」

聖女が来るのがわかって あえてナイフを受け

確実に二人目を殺しにいったメイド。


「バフもかけました。」聖女



「ありがとうございます

では 失礼して…」

メイドが目を思いっきり見開いた


するど眼光が紅くなり

残りの侵入者二人が徐々に石化していく。


「な、くそっ」

一人の侵入者が聖女だけでも討ち取らんと

ナイフを投擲してきた。


「カンッ」 と音がした。

ツバサでガード


ドラゴンが歩きながら来てたみたいだ。

「ありがとうドラゴンちゃん。

尻尾で叩きつけ!ドラゴンテイル!」


ドガンッ と音が響き侵入者はぺちゃんこに

地面の染みになった。


最後の侵入者は

頭以外石化していた。


「く、いいのか?我々の国と戦争なるぞ?」

侵入者


「構いませんよ、総理にはそうなろうと

殺害の許可を頂いておりますし、

許可がなかろうと ご主人様に仇なす者は

決して生かしてはおきません。では」


任意で頭だけとめていた石化を再開させた。


「く、くそが…」侵入者



メイドの紅い魔眼に当てられ完全に石化した。



「お疲れ様でした 聖女様 ドラゴン

助かりました。ありがとうございます」

ペコリとメイドがアタマをさげた。


「きゅお きゅお」どういたしまして

とドラゴン


「いえいえ お強いですね…

パパの総理から聞いてはいましたが…

びっくりしました。」聖女


「つぎは一人で対処できるよう精進致します。

総理にも報告はしておきますので

ゆっくり休んでください。」


「うん、ありがとう」

と聖女とドラゴンは自分の部屋に帰っていった。



次の日

「誰だー、こんな趣味の悪い 人型石像とか

置いたやつは!!」

庭がイタズラされてたことに

怒るオレ氏だった。



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る