第90話

ポニーテールがトレードマーク

ランキング3位

聖女の友達 生徒会長と模擬戦をするはめに…


訓練場につき

向かいあう両者


オレは漆黒フルプレート 無手

生徒会長は 槍


「では、参らせていただく!!」


高速で突いてきたから避けたオレ。

相手の間合いが、圧倒的有利。

とりあえず、ずっと躱す。


なかなかいい突きだが…


と槍を掴んだ。


「くっ…」

ぬ、抜けない…なんてチカラだ…と思った生徒会長



「…」え?おわり?

とりあえずなんかまだあるなら…と

可哀想だから槍を離したオレ


「やはりお強い…

わかっていたが…魔法を使っても?」


「ああ、構わん!」

早くして! 出し惜しみしないで

そして早くおわらせて!


槍の周りに水が漂う

水の魔法か…


水が、振動してる。

水で堅いものが切れるから不思議だよな…


と思ったら先ほどよりゆっくり突いてきた。

フェイントかな?


と。下から気配がした。

避けるのではなく踏み抜いた!オレ。


すると下からきた水がバシャッーとなり、

視界が悪くなった

そして背後から気配が…

空気の流れでわかっていた。

下段に生徒会長は槍で突いてきた。

オレは足の裏で後ろを見らずに止める。


ゴンっ

といい、槍が止まるのだが…

なんと二本目?!水の槍で上段にも突いてきた。

二刀流とはな。


だがオレはそれを横に逸れ躱す。

すると頭上からも水の槍が落ちてきた。

あらかじめ放っておいたのだろう。


なかなか多彩だなあ

だが、オレは腕で振り払う

水の槍が吹き飛んだ。


向き直ると

そこには

片手に槍

もう片手にも水の槍を持ち

二刀流で

距離を取っていた生徒会長がいた。


「やはりお強い…。無手、さらには魔法無しで

ここまで完封されるとは…」

汗が滴り落ちた生徒会長。


「お前もなかなかだが…

はやく本気を出せ…」

早く終わらせてと思ったオレ



「では…遠慮なく…」生徒会長は

両手の槍に水を更に纏わせる。


そして上空と地面に忍ばせていた水が

蛇のようにうねる


九つの蛇か…

九蛇水槍 

といったとこか。


オレは片脚を地面に

踏み込み 正拳突きの構えをとる


踏み込んだ瞬間 地面はひびわれ

震度5くらいの地震がおきた… 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



やべっ…! カッコつけたかっただけ

なのに踏み込みすぎた…

これいらんかったわ…。

気を取り直し 正拳突きの要領で掌底を

繰り出した。




衝撃波で生徒会長と奥義もろとも吹き飛ばした。


すかさずケガをさせまいと

後ろにまわり生徒会長を抱き止めた。


「ケガはないか?」


「あ、ああ…ありがとう。

そして完敗だ!今のが全力。

無手でもここまでの差が…そ、その

強いんだな…た、たくましいし

あ、もちろん約束は守る。

なんでもす「はい!お疲れ様でした。」る」


聖女が、生徒会長にわって入ってきた。


「さあ、次はアメリカ1位の女の子と

よろしくお願いします!黒騎士様!」

なんか笑顔が怖い気がする聖女が

そうオレに言ってきた。


「あ、ああ…」 

まだあるの?

だる 

とオレは思ったのだった。

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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


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