第88話

「やめなって!」生徒会長

「ヤメて下サイ!」アメリカ少女


取っ組み合いになった魔法少女と聖女に

わって入り止めた…。


「ふん!もういい!今日もギルドに

クロノ探しに行く…」

怒って早退した魔法少女。

毎日クロノを探しているみたいだ。


「もう…授業の気分じゃないね…

だから今から黒騎士様のご自宅兼わたしの家に

行こっか!」聖女


「うん!」生徒会長

「ハイ!」アメリカ少女


先生は終始見て見ぬふりだった。

国際問題にならず

ほっとしていた。



聖女たちは黒騎士邸に帰宅した。

「す、すごいな…」生徒会長

「ひ、広すぎデス…」アメリカ少女

広い敷地 しかもこれ全てが

黒騎士の所有の土地と聞きびっくりしていた。

黒騎士邸についた三人。


「きゅお きゅお」ドラゴン小屋から出てきた。


「か、カッコいい!動画で見たまんまだ。」

生徒会長

「かわいい!ドラゴンちゃんですね。

はじめまして」アメリカ少女


「ただいま、ドラゴンちゃん! よしよし」

皆でドラゴンと戯れている。

頭やお腹や尻尾をさする皆。


「おかえりなさいませ。聖女様

ようこそいらっしゃいました。お嬢様方」

カーテシーをする厨二病メイド。


「ただいまメイドさん。

黒騎士様はお部屋にいらっしゃる?」聖女


「はい。ご主人様はただいま自室にて

お休みになられております。」


「なら、タイミングを見計らって面会の予約を。

わたしの学友が会ってみたいと」


「かしこまりました。では失礼致します。」


「まだちょっと時間あるから

ドラゴンちゃんと遊んだり カフェでも

しながら待ちましょ。」聖女


「ありがとう」生徒会長とアメリカ少女




うーんムニャムニャ

絶賛だらけ中なオレ

いまはうたた寝 お昼寝最中

最高だ!!


ムニュムニュ


手に柔らかい暖かい感触

最高だ!


ん?待て待て?オレ抱き枕とか持ってないぞ!?

目を覚ますと 厨二病メイドが布団の中に

潜りこんでた。

なんか気配はするなあ、とは

思ってたが悪意もないし、気持ちよさで

つい抱きしめてしまってた…

いや、なにかを揉んでいた気が…


「あー、なにをしてるんだ?」


「聖女様 並びにご学友2名が

面会の許可を求めております。」

厨二病メイド



いや!?

そういう意味ではなく

なんでオレの布団の中にいるかを

聞いたんだが…

まあ…いいか!

気にしたら負けだ!

セクハラとか言われたら敵わない。

なかったことにしよう!


「よし!会おう!」

普段なら絶対拒否なオレだったのに…

セクハラを有耶無耶にしたかったから仕方なく

了承したのだった…


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




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