第79話

いまは魔法少女ちゃんとダンジョン配信中だ


「…」


「…」


(はじまってるよ?)

(おーい)

(魔法少女ちゃん何気にトップランカーに

返り咲きそうだな)

(勇者パーティー抜けたの正解だな 今落ち目)

(今日も孫を、よろしくお願いしますじゃ)学園長


28.29階層も大したことはなく

グリフォン

ワイバーンと

東国 三番隊組長の技 対空の突きで

仕留めた。


そして30階層 ボス部屋

ここまで到達した探索者は100人といないだろう

なおクリアしたパーティーは

3パーティーしかいない。

勇者パーティー 現10位(クリア時は1位)

アメリカパーティー 現1位

生徒会会長パーティー 現3位

だけだった。

今日最初の配信は同接10万人からはじまり

このボス戦では100万人が生配信に

固唾を飲んでいた。


王冠を被った

筋肉隆々なキングゴブリンだった。


魔法少女ちゃんは緊張からか震えてる


「大丈夫だ…いつも通りにやろう」

オレ氏


「うん」魔法少女



「ぐがーー」オレ氏に突っ込んできた。

カウンターで合わせようとしたら


棍棒を魔法少女ちゃんへ投擲


すかさず間にはいり 愛刀でいなし

別方向へ飛ばした。


その間に、距離をとるキングゴブリン


知性が明らかにある…

オレ氏の間合いに徹底的に

入らないように、してくる。


もちろんチカラ技でゴリ押し出来るが

今まで鍛えた剣技で勝ちたい。


間合いを詰めるべく 駆けるとやはり

すかさず魔法少女ちゃんへ投擲

オレ氏また間に入り庇う。


「ごめん…足手まといで…」魔法少女


「大丈夫だ、役割分担なだけだ。

気にするな。」


「うん。ありがと」


「いつも通り 遠距離からファイアだ

合わせるから安心しろ。次で仕留める。」


「うん。信じてる。」



オレ氏はまた間合いを詰める

するとキングゴブリンは魔法少女に

投擲しようとしたが


オレ氏は血塗られた愛刀をキングゴブリン目掛け

先に投擲した

キングゴブリンが避けれる速さでだ。

本気でなげたら壁をどこまでも貫通して

ダンジョンを崩壊させてしまうからな。


キングゴブリンがギリギリ躱す。

ニヤッと笑い オレ氏のほうに走ってきた。


オレ氏の投擲は躱された。


躱された先にある魔法少女ちゃんのファイアに当たり血塗られた愛刀が燃え盛る。


キングゴブリンがオレ氏の目の前に来て

棍棒を振りかぶる…



「穿て 友よ…」


グサッッ!!


キングゴブリンの背中から

燃え盛る血塗られた愛刀が突き刺さる。

そして燃え広がりキングゴブリンは魔石になった。


剣技と言われたら微妙だが

相手の戦術に合わせたまでだ。


「やった! やっぱりクロノはすごい!!」

抱きついてきた魔法少女ちゃん。


(相変わらず息ぴったり)

(世界で四組目の到達パーティーだ)

(かっけえ技だな すげえ)

(友って刀のこと?)

(サッカーボールは友達みたいな?)

(勇者パーティーの配信見たけど

34層即撤退 聖女脱退だって)

(ま?)

(ま)

(孫の笑顔が見れて嬉しいぞい。)学園長


「さっきの友って刀のこと?」魔法少女


「ああ、この血塗られた愛刀は

オレ氏が殺害した友のだ…そして託された。」



「え…」 魔法少女ちゃんは オレ氏に抱き着いて

いたが そっと後ろに後ずさるのだった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る