第80話

魔法少女ちゃんに

血塗られた愛刀はオレ氏が殺害した友に

託された と伝えた。


抱きついて喜んでいたが

困惑か恐怖か…後ずさった魔法少女ちゃん


「あ、あれ、ち、違うの… 違うの!」

涙をポロポロ流す魔法少女ちゃん


「今日はもう帰れ。わかったな」

オレ氏



無言で転移して帰る魔法少女ちゃん


オレ氏もギルドに帰還した

「魔石の買い取りを頼む…折半だ」


「お待ちしてました。お疲れ様ですクロノ様

今日もご無事で何より嬉しいです。

あら?妹様は?」専属受付嬢


「見限られたかも知れんな…

今後はソロに戻るかも知れん」


「そうでしたか…

いろいろ感受性が豊かな妹様でしたしね

大丈夫です、わたしはどのようなことが

あろうとずっとクロノ様の専属受付嬢ですから。

ご安心を」



そもそも魔法少女ちゃんは妹ではないが

「ああ。」オレ氏


「お待たせ致しました。クロノ様

魔石特大×10 入金致しました。

ギルドマスターが上級探索者申請をと

言われてますが如何致しますか?」専属受付嬢


「いや、結構だ。」オレ氏

ん??ダンジョンに見知った気配が転移して来た。


「いえいえとんでもない

専属受付嬢として、クロノ様が円満に仕事が

出来るようにが一番でございますから。

お疲れや、他にも何か溜まったりしたら

ぜひお申し付けください。なんでもしますので。」


「ああ、ではもう行く。」



氏名 姓クロノ 名キシ

技能レベルや、功績 経験歴 

最短昇格中級者 ベテラン中級者(上級申請中)

最短昇格上級者(予定)

パーティー在籍中 現在2名

最高到達階層 30 達成歴代パーティー4番目

残金114098000円

ギルドラランク 99位


そしてクロノキシは

この日から姿を消したのだった。


ネット界隈では

血塗られた愛刀の件 友を殺害したといい

警察に捕まったのでは? と噂されていた。

ただあまりにも反響がデカくなりすぎ

警察本部は逮捕を否定した。


学園では

「Fクラスの補欠はこの勇者に

恐ろれをなして逃げたぞー

あーはっはっは すぐ迎えにいくからね

聖女に魔法少女ちゃん、あと生徒会長さんもだ!」声高々に笑っている

前日のダンジョン配信で34階層

即撤退していた。

いまや聖女と魔法少女がパーティーから抜け

タンクと二人になった

元ギルドランキング1位勇者パーティー

現101位


「クロノさん…心配ですね

けど、あなたのおかげで進む道が見えました。」

クロノに相談し、

なにを成すのか 好きにしたら

と言われ勇者パーティーを抜け好きに

することにした聖女

魔法少女ちゃんは黒騎士様からクロノに

乗り換えたから今がチャンスと思いパパの総理に

頼み 黒騎士様とパーティーを組む

算段を立てていた。


「うむ…クロノ君…模擬戦したかったな…

ただ凄まじい力量だった 次こそは」

ポニーテールがトレードマークの生徒会長 

現日本最高ランキング3位



「わたしのせいだ、わたしのせいだ、

わたしのせいだ…わたしが…わたしが…」

ブツブツつぶやく魔法少女


クロノキシはダンジョンに見知った気配が転移して来たのでそちらに向かって行ったのだった。




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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



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