第69話 クロノ 魔法少女ギルドカード

氏名 姓クロノ 名キシ

技能レベルや、功績 経験歴 0 ルーキー

最高到達階層 16

残金298000円

ギルドラランク 114514 位


ギルドの隣接してあるとこで

飯を食べ風呂に入り

また公園で日課の素振りをしてたオレ。


「おい!またいるぜ」

「ニートだ」

「毎日いるしホームレスだろ!」

「毎日毎日素振りって魔法が普通だろ」

「ださっ!」

「…」


いつも通り学生に罵倒されてるが

集中してるオレには一切聞こえてない。


「ねえ…」


「ねえってば!!」


トントン


トントントン…


ぎゅっ


素振りしてる手を握られて気づいた…

なんだ?


「やっと気付いた!

昨日16階層にいた人だよね?

わたしは逃げたけど大丈夫だった?」

学生の群にいた小柄な少女

いや、そういえばこの少女は!!

昨日はチラっとしか見えなかったから

気づかなかったが面識がある。



「ああ。たしか昨日一人でいた子か…」

一応初対面の対応をするオレ。

なぜなら今は黒騎士ではなくクロノだからだ。


「うん、わたし今は訳あってソロ…」


「そうか…」


「何で毎日素振りしてるの?」


「修行だ!」


「家の庭とか、訓練場でしないの?」


「家はない。訓練場も!」


「え?そうなの!?なんで?」


「無いものはないからだ!」


「そ、そっか…

ちなみに昨日のミミック大丈夫だった?」


「ああ」


「もう一人のモヒカン頭の人、 

初心者サポートの人だよね? 

その人が倒したの?」


「サポートはあったが

ミミックはオレ氏が倒したが。」


「本当に?!今サポートは定期なの?」


「いや、一旦サポートは終わったから

次は気が向いたらだな。

だからオレもソロだ」


「そうなんだ…今日もいくの?」


「ああ」


「わたしもついて行っていい?」


「…」


「だめかな…あ、住むとこないなら用意するよ

鍛錬も出来るし」


「それならいいぞ!」


「やった!なら今日学園が終わって!

15時にギルドね!」


「わかった」


「またね」


確かに公園は不便だからありがたい。


と、

時間になりギルドにいくと


やはり黒騎士の黒マントを

借りパクした勇者パーティーの

魔法少女だった。


ダンジョンではチラっとしか見てなかったし

今朝は制服だった。

やはり間違いなかったな。


黒騎士のときに暴漢(悪魔)から助けて

服が焦げていたからマントを貸した。

そしたらそのまま借りパクされた。


「今日はよろしく」

魔法少女


「あ、ああ…」


「魔石は折半 昨日の16階層クリアしてるなら

17階層からで行く?」


「ああ」

この少女は黒騎士でもクロノでも

縁があるなって

思ったオレだった。


魔法少女 ギルドカード


技能レベルや、功績 経験歴 

元ランキング1位 勇者パーティー在籍歴有

現在ソロ

遠距離魔法

上級者 現最高到達記録保持者

最高到達階層 34


ギルドラランク 1000位


勇者パーティーやめたんや!

知らんかった…

確かに痴話喧嘩してたからな…

オレ、巻き込まれたし。


ちなみに今は勇者パーティーは活動休止中

らしい。

ギルドランキングは1位から10位に落ちてた。

初めて黒騎士でギルドに来たときに

惨殺したチンピラパーティーのポジションか…


現在の1位はアメリカの探索者パーティーらしい。


まあオレは剣の技量を磨き

この友に託された 血塗られた愛刀と共に

いろいろな世界を見せると約束したから

ランキングは興味なかった。



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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



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