第68話 10階層ボス〜16階層 クロノギルドカード

氏名 姓クロノ 名キシ

技能レベルや、功績 経験歴 0 初心者

最高到達階層 9

残金149000円

ギルドラランク 圏外


早朝ギルドへ行ったら

ヒャッハーなるモヒカン頭に声をかけられた。

肩パッドは 相変わらずトゲトゲだ。

オレはこいつが親切なのを知っている。

黒騎士のとき探索初心者の名札を

つけてたら声をかけてくれた。


ヒャッハーモヒカン頭

「ちゃんとポーションとかは持ったか?

持ってないなら貸してやる。

返すのはいつでもいい。

あと地図なんかも借りられるから「知っている。同行してくれるんだろ?」な」


ヒャッハーモヒカン頭

「ん?前に声かけたか?

ああ、そうだ!」


「行こう、飯奢ってくれ。」


「ああ、ギルド隣接の食堂に上手い肉がある。」


オレは

ダンジョンのことにいろいろ

教えてもらいながら

飯を食い、ダンジョンに

ヒャッハーモヒカン頭と一緒に入った。

ダンジョンの説明も 

だいたい異世界テンプレ物と同じだった。


ヒャッハーモヒカン頭

「10階層からか…

ボスはホブゴブリン 大柄なゴブリンだ。

周りの雑魚は任せろ!! 頑張れよ。

危なくなったら助太刀する。」


「ああ」


ヒャッハーモヒカン頭は

周りの雑魚を、トゲトゲの棍棒で殴打していた。


オレはホブゴブリンと相対する。

かなりデカイ木の棒を振るってきた。

それを血塗られた愛刀でいなし

二撃目で突いた。


自然とできた。


そう…友の…一番隊組長がオレに

初めてしてきた技だった。


ヒャッハーモヒカン頭はそれを見て

や、やばいな手を…

オレより全然強い…

オレは探索者ランキング100位だが

凄まじい技量だ

洗練されてる…。と心の中で思った。



「終わった。次にいこう」


「あ、ああ…ってオレいるか?

いらない気が…」

ヒャッハーモヒカン頭


「助かってる。

ダンジョンに無知だからな、オレ氏は!!

魔石は折半でいいんだろ?

同行代はタダと言ってたが?」


「もちろんだ!!」


さすがはベテラン探索者で罠を回避は楽々みたい。

いろいろレクチャーされながらサクサク進んだ。

10〜15階層

コボルト

スケルトン

ゴーレム

オーク

マタンゴ


そして16階層へ

そろそろ探索初心者卒業かなと

思いながら入ったら 

なにやらソロの小柄な少女がいた。


横取りはいけないから 

側で見守ってたが…

分が悪そうだ。






「くっ!」

わたしは遠距離魔法専門だから

ソロがこんなに大変だなんて…

そろそろ撤退しないと…

一応探索者ランキング1位に

所属してた経験あったけど

なかなかに大変…。

ソロを舐めてた…。


魔物のゴーストは倒せたが

ミミックの罠にかかり苦戦中。

やばい…まける… 

けど最悪転移で逃げる

余裕はある。


ふと視界に

刀を腰にさした長身の少し体格のいい少年と

大柄な、肩パッドがトゲトゲのモヒカン頭がいた。


一応一言わたしは伝える

「わたしは、勝てないから退避する!」

と言いわたしは転移し逃げた。

擦りつけには思われないはず。

ダンジョンにはマナーはあるけど、ルールはない。

全て自己責任。

一応あの出くわした二人の無事を祈るくらいは

しとく。








オレはそのミミックを兜割り。

一刀両断し


きりよくギルドへ帰還した。


「魔石の買い取り頼む…

折半だ」


「かしこまりました

パーティー組まれたんですか?

安心しました」受付嬢


「レクチャーをしてもらった

一時的なだけだ。」


「そうでしたか…

魔石小×50 魔石中×10

150000円ギルドカードに入れておきました」


「ああ」


「お前さんは初心者のレベルではない…

オレより強い。」

ヒャッハーモヒカン頭


「そうか?だがまだ修行中の身だ…

あと、今日は助かった。」


「また機会があれば一緒に組もうぜ!

だがオレは初心者を優先して教えねばならん!

死者数を少しでも減らしてやらんとな。」


「そうか…ではな」

オレは公園にまた素振りしに帰っていった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る