第61話
一緒に国主が居る城に向かった。
一番隊組長は
相変わらず体調が悪そうだった。
内乱を企てたスパイを一網打尽にした功績で
国主に御目通りが叶った。
ついでにと、
頼まれてたパパン王の手紙を渡しにきたオレ。
あとは劇団のお偉いさん、みんなで来てる。
局長
副局長
1〜10番隊組長
参謀役
総長は脱走し、一番隊組長が介錯してきた。
皆平伏して国主待っている。
まわりには将軍やら家臣団がいた。
皆、魔力持ちだ。
オレは今わかった!
オレと同じでここの劇団員は
魔力0 落ちこぼれの集まりだ!
だが必死に抗い
己の肉体を鍛え剣術を極め。
そしてやっと日の目を浴びる功績を立て
国から認められたのか…
だからかこの劇団そのもの
の居心地が良かった。
無いものは無い。
有るものを鍛錬し磨き
その剣技にオレは魅力された。
普段は面倒臭いとなるのだが
一番隊組長の手助けしたいと
思っていた。
「おい!!貴様も平伏しろ!!」
家臣団やら将軍にそう言われるオレ。
オレはただ突っ立っていた。
オレは王子なんだ!
頭を下げることは絶対に許されない!
例え死んでもだ!
「オレ氏は絶対しない!誰であっても頭は
下げん!下げさせたくば
殺してでもさせてみるがいい!!」
「貴様ぁー!!自警団の分際で打首だ!!」
オレは家臣団に取り込まれた。
すると
「僕が相手になるよ 友達だからね」
一番隊組長が平伏の体勢から
オレを庇いにきた。
武器は置いて来てるから無手だ。
明らかに勝ち目はない。
「どけ!お前には関係ない」オレ
「いや、いいんだ…
僕は総長の介錯をやはり後悔している…
君ならそれに抗うだろ…
僕は間違っていた!だから最後に…」
「何事だ!!」
と、国主が来た。
「国主と姫君のおなーりー」
将軍
オレ以外全員が平伏した。
「表をあげよ!! して一体何事だ!」国主
「はっ、此奴だけが頭を下げませぬ。」将軍
「国主様。申し訳ございません!
自警団 一番隊組長と申します。
彼は僕が連れて参りました。
彼の無礼は僕にございます。
僕の打ち首で許してやって頂けないでしょうか?
伏してお願い申し上げます。」
国主に土下座した一番隊組長
「ならん!!無礼者があ!!」
刀を抜いた将軍
「やめなさい!!」
凛とした声が響く。
着物を着た少女。
「久しいな…」オレとはその
少女に言った。
「お主に…ずっとお礼が言いたかった…
会いたかった…」
そう。やっと顔見知りに会えた。
武道大会決勝で戦った 東国の姫
今回の食糧支援をお願いして来た少女だ。
「わたしたちの国を救ってくれてありがとう。」
頭を下げる東国の姫。
「な、な、な、なりません姫!!
こんな自警団に頭を下げるなど」将軍
なんだろう…ここ国の将軍や家臣団…
野心 謀反 そういうことをしそうな
少し国主を見下してる感があるな…
自国でもそういう奴らはごまんといたからな…
と、オレ一応気に留めておいた。
東国の姫になにかあったら嫌だしな…。
「控えなさい!!この御方は
この国に食料を支援して下さった、
中央の英雄王
その御子息よ!!!
全員頭を下げなさい!!」
東国の姫が家臣団や将軍に向かい叫んだ。
「な、な、!失礼しましたあー!!」
オレに頭を下げる家臣団と将軍
だが、
顔は酷く歪んでいたのをオレは見逃さなかったり
「よう来られた。
して何用だ??王子よ。」国主
「パパン王から手紙を預かった。」
手紙を東国の姫に渡すオレ
そして東国の姫が国主に渡した。
「ふむふむ…
いやはや、ご苦労だった。
報告は聞いておるよ。
竜も王子のか?
してなぜ我が国の自警団に所属しておる?」国主
「ドラゴンと一緒に世話になったからだ。」オレ
「そうか、そうか。
本当にご苦労だった。で、
姫と積もる話もあろうよ。
ゆるりと過ごされよ。
…コホン!
皆大義であった!!
褒美として自警団は国直属の
部隊へと昇進をさせる!」国主
「はは、ありがたき幸せ!」
平伏する劇団員
もとい自警団のお偉いさん
今から国直属部隊になるらしい。
良かったな 努力が報われて。
とオレは思っていたら…
「ゴハッ」大量の吐血をした
一番隊組長だった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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