第62話
無事パパン王の手紙を東国の国主に渡せた
オレ。
魔力0の落ちこぼれ劇団員も
国直属部隊へと昇進した。
一番隊組長は、吐血し医務室に今はいる。
後でエリクサーかけに行ってやるか…
「会えて嬉しい…
大会のあと、お主をずっと探したけど
もういなくて…」
武道大会決勝戦の相手 東国の姫
国主になぜか二人で積もる話しもあるだろうと
言われ 城の最上階から二人で
城下町を眺めながら話してる。
「オレ氏にはすることがあったからな。」
「そう…この国はどうだった??」東国の姫
「美しい…と思えることは多々あったな。」
「嬉しい… そ、その
父上…あ、国主が お主と こ、こ、こ、こ…」
「こ?」
「婚約したらって言ってきてて」
顔を紅く染め東国の姫はうつむく
「オレ氏はお前に嫌われてる…
軟弱者も当たっているし
政略結婚はしないから安心しろ!」
「嫌ってはいない!!
あ、いや確かに初対面は…
わたしも世間知らずだったというか…
自分に驕っていたというか…」
初対面のときオレは東国の姫に串焼きのタレ
をぶち撒けた。
そしてビンタされていた。
大会では軟弱者とも罵倒されていた。
「反省して今でも後悔してるの…
許してくれない??」東国の姫
「ああ、わかった。」
「ありがとう。その婚姻は今すぐでは
もちろん無い…これからちょっとずつ…
ウー恥ずかしいな…
けどお主はこの国と、
…わたしにも美しいと言ってくれた。」
「聞こえてたのか?」
決勝の激闘 命尽きるまで抗おうとした
東国の姫を見てオレがいった言葉だ。
「う、うん。
もちろん奥方の末席でもいい…
お主の立場も理解してる。
ご、ごめんね…わたしもこんな気持ちは初めてで」
「お前はそれでいいのか?」
「う、うん。これからそうなれたら嬉しい…かも
あ!今日の夜わたしの部屋に来てほしい…
わたしは今から所用があるの…
お願い!前みたいに勝手に、いなくならないで…
あ、部屋といっても 婚姻前だから
いやらしいのはだめよ! まだ!!
けど、どうしてもお主が我慢出来ないと言うのなら
う、う、受け入れる…
仕方なくだからね…
仕方なく…だ、だから…必ず来て…
わ、わたしはもう覚悟出来てるから」
「わかった。」
「よ、良かった…
約束したからね。ではまた。」
嬉し恥ずかしいそうに
ルンルンでどっか行った。東国の姫
ではオレも行くか…
一番隊組長がいる医務室へ
ベッドに横たわっている一番隊組長
「やあ…来てくれたんだ。」
「ああ…」オレ
「嬉しいよ。多分僕はもう長くない…」
「だろうな」
「君にお願いがあるんだ」
治すことだろわかってるよ
「ああ」
「僕を介錯してほしい…」
まじかよ!?
「なぜ?」
「剣士のまま死にたい…
それに幼少からの顔馴染み
総長を介錯したことを今でも後悔してる…」
「病を治せるのにか?考えなおせ!
オレ氏はまだ!まだ…」
お前の剣技を超えれていない!
「ああ、もう決意したんだ。二言はないよ」
異空間からエリクサーを取り出そうとしたが
オレの手が空をきったのだった。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます