第45話
ギルドマスターに吹っ飛ばされた
ヒャッハーモヒカン頭。
まあ悪意が無いのはオレにはわかっていた。
少し可哀想とも思ったが
ヒャッハーモヒカン頭の話は長く
そもそも聞いてなかったオレ
だから、まあいっか!
とりあえずギルドマスターに
「受付に案内せよ!」と言った。
「わかった。ギルドカードは出来ている。」
よかった。前はかなり話し方が
堅苦しくなっていたからな。
このほうが気楽でオレは助かる
「お待ちしてました、黒騎士様
こちらがギルドカードになります。」
受付女性
真っ白な初心者用ギルドカードを渡される。
オレ
新たな受付女性
前の受付女性はギルドマスターの不祥事を
擦り付けられ解雇になっている。
「ギルドカードの説明はご必要ですか?」受付女性
「結構だ!」オレ
「大丈夫だ!君!総理の指名クエスト
勇者パーティーの同行 依頼受注だけ頼む
その後は問答無用で、達成印を押してくれ。
わたしのハンコを渡しておく。」
と、ギルドマスター
まあ同行だけだしな。
しかも帰るのはいつでも自由
ある意味一瞬で達成だ!
楽勝な依頼だ。
ギルドカードルールうんぬんも
だいたいテンプレ異世界物
と一緒らしい。
たいして大事な物でもないから異空間
ではなく適当にポケット…
はないから
首からかけてる探索初心者と
デカデカ書かれてる
名札入れに入れた気になって
早速ギルドカードを落とし、それに
気付いてないオレ。
もらって3秒で紛失してたみたい。
そして…
勇者パーティーが来た。
鼻にガーゼ(メイドに転ばされ自爆したときの)
聖剣と鎧の勇者
行く前にケガしてきて…
大丈夫なんかこいつ…?
心配になるオレ
重装備 背中にデカい盾
なぜか工事現場用黄色い安全第一ヘルメット
なんちゃら建設とも書いてある。
鳶職社長の息子 タンク
神官服だけ
聖女
黒のトンガリハットにローブ
オレから借りパクしたマント
元は真っ白の装備から今は真っ黒になった
魔法少女
「おまたせしました。」聖女
「いや…」オレ
「今日こそドラゴンを見たい」タンク
「…」無言でオレ氏の横にピッタリくっつく
魔法少女
「ははっ!探索初心者かよっ!
名札とか ださっ(笑)
オレたちはギルドランキング1位
勇者パーティーだ!
ぼさっとしてないで早くついてこい。
先輩の言うことは絶対だからな!!」
スタスタといく先輩風をふかせる勇者
「ではよろしく頼む 黒騎士殿」ギルドマスター
「ギルドマスターとやらご苦労!!」オレ
「はっ!」と言い
探索初心者のオレに、頭を下げるギルドマスター
このときばかりはギルドマスターは自分の
立場を忘れてしまったのだった。
「本当にごめんなさい。」
勇者の態度のことを謝る聖女
「構わない」
全く気になってない。
と、そのとき不意に手を握られた。
オレのマントを借りパクしてる魔法少女だ
「行こ」
黒騎士のオレの手を引っ張って歩こうとする
魔法少女
「あ…いいなあ…」
羨ましそうな目で追う聖女
タンクは先に行った勇者を追って行ったみたいだ。
そして一同はダンジョンに転移した。
前回は下層30階層のボスを倒したから
今日からは31階層〜からになる。
全世界の探索者ギルドではまだ到達報告のない階層
深層エリアからスタートとなったのだ。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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