第44話

メイドに言われてた

勇者パーティーとダンジョン同行の日


だるさMaxなまま黒騎士は東京ギルド本部へ

転移した


探索初心者

とデカデカ書いてある大きな名札を首に

かけながら。


ちなみに総理が別荘に来ると言った日は

居留守を使いすっぽかした。


まあ厨二病メイドが全て対応してくれてたみたい。

意外と優秀だった。


本来黒騎士の実力なら勇者パーティーを

軽く上回ってはいるが

探索者ギルドのランキングは

強さではなくパーティーの実績で決まる。

だから実績ゼロの黒騎士は探索初心者だ。


さすがにギルドマスターや総理もこれには

不正の手が出しようになかったみたいだ。


そもそも気にしていないオレ氏。



メディア 政府の発信で黒騎士の実力や有用性

を語っていたがギルドにいる周りの探索者は

実際に黒騎士を見ると装備だけがいい人。

どうしても探索初心者のプレートに目がいき

ヒソヒソ笑い侮っていた。



受付が、わからずキョロキョロするオレ氏

余計に田舎者感が出て小物に見えたのだろう。


そこに

ドカっ ドカっ ドカっ

モヒカン頭に大柄な男 肩パッドにはトゲトゲが

ついている。

オレ氏に近づいてくる…


周りの探索者メンバー

「おいおい、あいつはっ?!」

「ああ、ヒャッハーという奴だ 

確か最近東京ギルド本部に来た

ランキング100位の」

「あちゃー探索初心者のプレートかけてるから

目をつけられたか」

「うける」

「オレもやられたからなあ…」

「ご愁傷さま(笑)ぷぷ」

モヒカン頭を知っているみたいだ。



モヒカン頭の、ヒャッハーなる人物が

オレ氏に声をかけていた。

「おい!!!」


「なんだ!」オレ氏


「お前…探索初心者か?」ヒャッハーモヒカン頭


「ああ…」オレ氏




そろそろ黒騎士殿が来るかなあと

ギルド内をうろつくギルドマスター


遠くからその光景を発見した。

ん?黒騎士殿が、見たことないモヒカン頭の探索者に絡まれてる? 

いかん、ヤバいヤバいヤバい…

ダッシュでいく…





ヒャッハーモヒカン頭

「ちゃんとポーションとかは持ったか?

持ってないなら貸してやる。

返すのはいつでもいい。

あと地図なんかも借りられるからな。

実力があるからといって油断したらいかん。

傷を負おうものなら、お前の家族が悲しむ

もちろん初対面のオレも心配になる。

今日は一人で行くのか?

一人なら同行してアドバイスしてもいい。

もちろん無料だ、気にしなくていい

そうだ腹減ってないか?

隣接してる食堂にうまい肉がある

もちろんおごってやる。

それと…うおあああーあべしっ!」



話している最中に吹っ飛んだヒャッハーモヒカン頭

絡まれてると勘違いしたギルドマスターが

ダッシュで来てラリアットをかましていた。


「ホォアタぁぁぁっっ!!

大丈夫だったか黒騎士殿?」ギルドマスター


「…」オレ氏



周りの探索者メンバー

「そうあいつは見かけによらず

面倒見がいいからな」

「ああ、勘違いされやすい」

「最近東京ギルドに来たから本当はいい奴って

周りは知らないんだろうな」

「ああ、おれもあのお節介には世話をやかれた 

すごく助かったけど」


助けた気になってるギルドマスター


伸びてる お節介焼のいい奴 

ヒャッハーモヒカン頭


なにがなんだかわからない…オレ氏



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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m









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