第39話



「では転移登録済ですので

黒騎士殿の別荘へ参りましょう」

オレにたまに敬語になる総理


ぱあああ 眩い光


オレと総理

転移で今もらった別荘へ行く。



※転移石説明文

簡単に言えばWi-Fi スポット


公共の場は、大体どこでも転移石が置いてある

(魔石を加工したもの)

一度訪れたら イメージだけで行ける

ダンジョンやギルドはフリーWi-Fiスポットと同じ。


そして今回の豪邸や別荘、王宮

プライベートな空間は許可された人物が

イメージしたら行ける。

Wi-Fiもパスワードがわからないと

繋がらないのと同じ原理。


主人公が日本にきた ランダム転移の宝玉

これはイメージがなくても

ランダムに公共のフリーWi-Fiスポットに飛べる 

という魔道具。


最初の頃出会った、勇者パーティーが負けた

悪魔も魔界から地球を征服しにきてて 

ランダム転移しながら頑張ってる。


もちろん寿命はある

魔石のエネルギーが切れたら終わり。









「到着しました。」総理


高級旅館だ 和風チック いいねえ!

そして入り口に 

「おかえりなさいませ。 ご主人様」

メイド姿の女性

そしてオレに向けて立派なカーテシーをしてきた。



「ご苦労!!」

反射的に、そう応えたオレ

普段なら可愛い女性に 

初対面はコミュ症のせいで少しどもるが

王宮でされ慣れてるからか

普通に偉ぶれた。


「こちら 黒騎士殿専属メイドで 

全国から10万人以上志願した中の 

ファイナリストです

如何様にもお使いを」総理


え?いやそれオレ来なかったらどうするの?

メイドずっと待たせてたの? てか10万人?


「総理お疲れ様でした。」総理に会釈するメイド


「ああ、君も良かったな…

ではわたしはこれで失礼しする 黒騎士殿!

わたし共に御用があればメイドにお伝えを。

すぐ飛んでくるので。

わたしが次訪ねるときは必ずメイドにアポを取ってからお伺いする。

では わたしはこれにて」

オレに頭をさげ、総理は転移で帰っていった。


何が何やら…オレがパニクってたら

言いたいことだけ勝手に言って、

転移で帰っていったわ。なんだあいつ!

まあいい このメイドに聞くか…


「あ、あのー、」オレ

いやいや、まてまて!

俺はご主人様だ!

いかんいかん 威厳を保たないと!!


10万人から選ばれたみたいだし

並大抵な苦労があったに違いない!


オレはこのメイドの努力に応える義務がある!


「うぉっほんっ!

あーメイド! なぜ志願した? 

わたしとは面識があるのか?」


「ありません」


「ならなぜだ?」


「お恥ずかしいのですが…

ご主人様が勇者パーティーを助けてる

ユーツーブの生配信を偶然見ておまして…

そしたらわたしの封印してる左手が疼きだして、

そして赤い魔法陣「わかった!!」が…」


言葉を遮る俺


あかん…


このメイド


重度の厨二病患者や…



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m












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