第38話
自分用の別荘が嬉しく
ついついテンションあがり偉そうに
良きにはからえって言っちゃった(笑)
あ、王子だから実際偉いか!
ニートなうだが…
王宮の人間になら いざ知らず
そもそも違う国 というか日本から見たら
異世界の王子とも名乗ってないし…
この人たち怒ってないかな?っと思ったオレ
だけど
いきなり立ち上がり頭を下げ
「「はっ!」」 と言い綺麗に90度頭を下げる
ギルドマスターと総理だった。
大丈夫そうかな?
あれ?意外とノリがいい?
もしかして 王と家臣団ごっこでもしたいんか?
まあオレは普段から偉そうにするから
勝手してていいよ!
まあたまにコミュ症だが…
わたし達はなんと愚かな…
この御方には逆らってはいけない!
本能でわかってしまった。
ギルドマスターも同じだったみたいだ…
身体が勝手に動き
口から「はっ!」と発声した総理。
先ほどまで黒騎士殿は一般常識に無知だし
わがままな他国の日本でいう皇族関係?
みたいな位置の人物かなと思っていた。
いやいや、違う この御方は…
人の形をした神だ
間違いない!!
今まで神とか信じてはいなかった。
宗教などは複数あるし神を実際にみたことは
当たり前だかない!
だが
だが…
人間正常に産まれたら
自分という認識すらないのに泣いて呼吸する
しないと死ぬ 必要なことだからしないといけない
本能だ。
まさしくそれだった
呼吸は誰しもがする 当たり前
この御方は神 平伏し命を賭して仕える
赦しを請うのは当たり前なんだ!
ギルドマスターも同じ考えに至ったのだろう。
と、一緒にすぐ土下座し
「黒騎士様!!今までの御無礼
大変申し訳ございません。
どうか、この命を持って償い「よいっ!」…」
「皆まで言うな…よい許そう」オレ
「ははあ!!ありがたき幸せ!!」
涙を流す総理ことわたしと、ギルドマスター
な、なんと慈悲深い…
日本で黒騎士様を利用できないかと
わたしの愚かな考えなど頭から
見抜いておられる…当たり前だ!
「堅苦しいのは好まん、
今でもわたしに対して皆
堅苦しく挨拶してくるのは多々ある。
が先ほどのように楽に接しろ! それがいい」
王子のオレだから皆媚びへつらってくる
堅苦しいのはすっかり苦手になってた。
「では御前失礼して、
ご配慮ありがとうございます。」立ち上がる
ギルドマスターと総理
王と家臣団ごっこ
やるのはいいがオレが疲れるのはやめて!
「もう話しはおわりか?ないなら
先ほどの別荘に案内せよ!」
はやく行きたいオレ ワクワク
「わかりました 参りましょう黒騎士殿!」総理
「わたしは黒騎士殿の探索者カード、
作成の手続きをしておくので。
またいつでもいらしてくれ。
では、いってらっしゃいませ」
と、軽く頭を下げたギルドマスター
「ギルドマスターとやらご苦労」
オレ
堅いのはすきではないと黒騎士様は言われたから
心の中でありがたき幸せ
と本心から思い
無言で涙ながした
ギルドマスターだった。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます