第30話

ふう…

疲れた…


いや肉体的には疲れてないんだが

精神的に…


いまからすぐぱぱん王と対戦 

すべての世界

神の世界も含め一番強いらしい 

まあオレ氏は厨二病を疑ってる


けど出場だけで、念願のカッコいい

野良ドラゴン飼っていいってさ!


そして

いまだ なんかビショビショ感のスポンサー

Yahoo! isekai

ロゴ入りの服 

いや乾いてるはずなんだが 

不快感がずっとある

着心地最悪だ


王宮魔法師団100人分デバフてんこもり

秘密にぱぱん王指示にてつくらせ

いまだ着せられていた


ぱぱん王が降りて来た

「息子よ 東国の姫はどうだった?」

「ん?美しかったよ、懸命なとこが」

「おお、そうかそうか」

「ぱぱん更に一つお願いが」

「よしよし聞いてやる 

どうせ東国の姫絡みであろう」

「そ、困ってるみたいでさ、約束したんだ」

「わかった、それよりルールは覚えておるな?」

「たしか最初は回避に徹して 

スポンサーアピール

あと お遊戯だから、本気で戦わない」

「そうだ 回避に徹しなさい 反撃は

そう一度だけ 時間内に一度だけだ

お遊戯感覚のを一発な」

「りょ」

「観客も審判もリポーターも静まりかえっとるな」

「みんなあのがんばりやな少女 

雇われ姫役者に勝ってほしかったんだよ」


「雇われ姫役者?」多分東国の姫だな


「うん、ぱぱんが雇ってた」


雇った記憶にないが、まあいい、

いま話が拗れたらたまらん 集中せねば 

とぱぱん王


「まあ皆、見ておるし、

見れないものはリプレイVTRやら 

自宅でニュースからの再放送 

何かしらの記録媒体でみるだろう 

では掛け声なしでいくぞ」

「いつでも(どごーっとぱぱん王が駆けてくる音)どうぞ」


ってぱぱん オレ氏が言い終わるまえにきた

不意打ちだ

蹴りが来た 上段 

紙一重に余裕に避けるがぱぱんの影が伸びる ん?


影から魔道具が こちらに投擲された

なんとなくみたことある 

あ、宝物庫にあった短剣やら手裏剣だ

それも避ける 

数が多いだが捌ける


怪しい… ぱぱんの影の中にいるのはメイド長だな


影を踏みぬいたら出てくるだろうが

確か1対1 が大会ルールなはず


ぱぱんの不正がばれる

さすがに身内の不正を公の場で 

オレ氏がばらすわけにはいかない

オレ氏もぱぱん王のおかげで不正しまくりだから。


ぱぱんは二刀流に切り替えた

多分神器エクスカリバーとか

なんかそこらへんのやつ

手数でせめてきた 

「くっ」ちょっと面倒くさい

つい、反射的にカウンターが出そうになるが

だめだ ルール違反? 

いやぱぱんとの約束違反になる

集中してきたら慣れてきた

もう余裕だ

っと思ってたら


後方の空気の流れが変わる 

死角からだが

弾丸が飛んで来てるな 

発射の音がまだこちらに伝わってないから

かなり遠距離から発射されてる


音は空気の振動で伝わってくるから

音より速い弾丸だ 

目視せずに空気の流れをよんで弾丸をかわす

すると下の影の中からさらに投擲が 

上からはぱぱんの二本の剣なんちゃらカリバー

がくる

振り子のようにかわし元の位置にもどる


あ、戻ったとき、気付いた!

なに?既に二発目が発射されている


発射音はまだ伝わってきてない

一発目と全く同じ軌道だ まじかよ!


一発目を

振り子のようにかわし元の位置に戻れば


全く同じ軌道の弾丸 二発目はあたる

空気の流れを読んだために二発目がわからなかった

ほかにもいくつも捌きながらだったから、油断した


そうしてオレ氏産まれてはじめて被弾した


そして たんっ!! たんっ!!て遅れて

発射音が、響いた。

 

− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m






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