第13話

あれれ?


やっぱりこのギルドマスター怒ってんじゃん!


オレに焼きいれる気マンマン!


まあ仕方ないか…ペットのドラゴンつれて地上に

出たらイカンとか、

日本初心者なオレからしたら、知らんし


あ!それで反省どころかギルドマスターに

飯驕らせようとしたから

反省の色無しと思われ

説教から焼きをいれるに変更かよ…

なんかさっきから端末をポチポチしてたしな…

したり顔でどこかに連絡してたんだな!

はぁ…過激な日本国…

まあ退屈でこっちきたからまあいいかは

自国ではオレに、逆らうやつは誰もいない!

みんなパパン王が怖いからか

その息子の王子だから

周りはヨイショだらけ。

ちょっと今更ながら新鮮な気持ちかも。

ワクワク!


チンピラパーティーに表に出ろと言われたが面倒!

「ここでいい いつでもこい!」

と黒騎士ことオレは言う。




ゾッと背筋が冷たくなる声が黒騎士からした

「なめやがって!!!

総員かかれー!!」

チンピラリーダーの怒号で四方八方黒騎士に投擲

雨のような、弾丸がなりやむと、

すかさず近接武器で斬りかかるチンピラ剣士たち

「ははっ!!口ほどにもないハッタリ騎士が

聖女ちゃんをワンちゃん狙ってんじゃねーぞ!」

とチンピラリーダーは唾を吐きながら言う。


たが…

黒騎士は全くの無傷で立たずんでいた

漆黒のフルプレートは相変わらずの傷一つなく

鏡面加工のまま


チンピラパーティーの驚く顔が、

フルプレートより反射されていた

「なっなにが!?」

ここにいる職員 チンピラパーティー 

ギルドマスター

誰もが理解出来す立ち竦んでいたのだった。





まーたホコリかなんかしらんが、

飛ばしてきやがって

まえのくそ雑魚も(悪魔)

なんか砂かなんか、かけてきよったな!

(※砂→蒼い炎 上級魔法のこと)

今回はホコリかけてきたぞ? あほか?

こいつらさては山賊か?

山賊ごっこか?

まあオレも黒騎士ごっこだが…

ってこんな遊びにつき合わせられる案内って

やっぱりこいつギルドマスターじゃないわ!

あぶねー!

あれだろ?田舎者が都会に出てきた途端に

先住民にいじめにあうやつ!

それだ!

許せんな! オレをいじめやがって!

陰湿ないじめだ!

成敗せねば!

と漆黒のオーラを纏ったバスターソードを

振りかぶるが…

あ、まえダンジョンの壁 貫通したしなあ…

さすがに一般市民巻き添えはまずいな…

いろいろ脆そうだし!

と、背中に大剣をしまう

うーん… 考えて腕を組むオレ



まわりが固唾をのみ見守る 誰も微動だにしない

既に戦意喪失なチンピラパーティー

全て出し切ってキズ一つない相手

しかもうーん と、

うなりながら殺気を飛ばされているからか

足が動かなくなっていた一同。

まるで、いま、この時間は死刑執行まえの

死刑囚の気分だった。

誰も言葉も発せず動くことさえも出来ないでいた。



うーん…

まあ、悩んだ オレは魔力0だしなあ…

魔法は使えん! 

一瞬でこいつら山賊は屠れるがまわりに

多数の巻き添えは確実…


とフルプレートの鎧さんからモヤ 漆黒のオーラが腕に纏わりつく


こ、黒竜波が出せそう!!

いかんいかん! 


さらに被害が甚大になる…


何百何千と巻き添えになるな…

すると、漆黒のモヤがオレの意思を

感じとったかのように無数の棘の球体状の形に

変形した。


お、これいいな!

ピンポイントで殺せたら周りに被害は無いしな!

ぎゅっとその棘球体をかるく握る。

すると…

無数の漆黒の棘が飛散し

チンピラパーティーの体を貫いた。



「ぎゃああああ」

「うわなあああ」

「あ、あ、あ、あ、」


阿鼻叫喚

そう、山賊ごっこのやつら計50人全員串刺しに

してやったのだった。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m












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