第8話 ダンジョン最果て70階層ボス

今日もオレはプチ家出だ!


王になる為のお勉強が嫌で脱走 

警備体制厳重な宝物庫にまた侵入。

漆黒のフルプレートアーマーを装備し 

バスターソードを背負い


まあ某有名アニメ聖闘士◯矢みたいになって

オレが、宝物庫に入ったら勝手に、

装着される

こ、こいつ意思あるんか?

まあいいか なんとなくだが

鎧さん喜んでる気がする。


転移石でまえにいった日本を探索するんご


このまえは暴漢から少女を助けて

探索どころではなくなってしまったため

心残りを残したまま自国に一時帰還した。


ほとぼりがさめ再登場だ!


ドシンっっまわりに地響きをならしながら

ダンジョンに着地した。

もっと地下に潜るか 地上にでるか悩ましい…


地下にいくか…

一人で地上に出るのはハードルが高いしな!


地下を降りてく黒騎士ことオレ


ダンジョンの

深層31〜40 何事もなく踏破

奈落41〜50 何事もなく踏破

煉獄51〜60何事もなく踏破

最果て61 〜70 

70階層 ボス部屋にて


つまらん…

なんだこのダンジョン魔物弱すぎ

結論、前のくそ雑魚悪魔とあんまり変わらない

違いがわからないくらい弱い イージーすぎる

これではただの素振り散歩だ


ん? 70階層ボス部屋に

巨大なドラゴンが鎮座していた


お互いに見つめあってたら

ゆっくり起き上がる漆黒のドラゴン

ちょっとカッコイイな!


「ギャオオオォーー」

すごい咆哮とともに

襲いかかってきた。

どれくらい強いかな

お前は王子のオレをヨイショしたり

手加減してワザと負けないだろ?

さぁ!来い!!


ドラゴンは

鋭利な爪で黒騎士を襲う

が、

バキンッ

と甲高い音が鳴る


「ギャオォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォォォォォーー」

ドラゴンの爪が割れたのだ


「あれ?爪生え変わる時期?」

仁王立ちのオレ


距離を取りドラゴンが大きく息を吸う


ブレスがくる


ゴアァァァァァァ

っと悪魔の蒼い炎よりも別格に大きく深い蒼の炎


「切らずに受けるか」

とオレにブレスが直撃し


壁一面が融解した。


燃え盛る蒼い炎の中

オレはただただ立たずんでいた


「え、おわり?」



ドラゴンは困惑していた…

神の作りしダンジョンの守護者として幾年


なんだこの生き物は?

みたことがない!


カシャンカシャンカシャンカシャンと

足音が近づいてくる…


オレはバスターを構え、無造作に二振り


漆黒の斬撃が飛ぶ


するとドラゴンから 両翼が切断され

地鳴りのような悲鳴があがった


「グギャアアアアアアーー」


「ここ本当にダンジョン?

子供向けのアニマルパーク 

かアトラクション施設? って、

ごめんごめん チカラ加減間違えて

翼切断してもうた…

許してクレメンス!」


ドラゴンは翼を切断され大量出血 

ぐったりし、意識朦朧となる。


「ちょっとかわいそうだったかなあ…

魔物というかカッコいいペットみたいな

感じだしなあ…」


仕方がないなぁと

また何もない空間に手をのばし

エリクサーを取りぶっかけた


「きゅお?」

ドラゴンが、おきあがる

「お、大丈夫かあ?まあオレが、

やっといて言うのもなんなんだが…」


ドラゴンはさーっと血の気が引き

お腹をコテンって倒し

黒騎士にみせたのだった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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