第9話

よしよし

とお腹を優しくさする黒騎士


もう子供向けテーマパークなら地上に出るか

と考えていた。

ドラゴンはなんとかご機嫌を取ろうと

必死に甘えていた。


「じゃあな ドラゴン おれは地上にあがるからお前も達者でなあ」

というとドラゴンは

「きゅお きゅお」 と背中にあたまをむけた


「送ってくれるのか?」


きゅおっと頷くドラゴン


「知性がある固体かあ 人語理解してるなあ

おすわり!」

ドラゴンはシュビっとおすわりした。


「よーしよーしよーし

カッコかわいいなあ 

パパんに飼っていいか聞かないとなあ」

ご機嫌な黒騎士


ドラゴンもこんなに強いご主人のもとに

いられたら

多分神相手だろうと尊大にふんぞり返れるかもと

まさに虎の威を狩るキツネみたいなことを考えてた


神も相性はあるがいい線いく戦いは出来る

こんなに一方的にやられたのははじめてだった


一応神の末席 神竜になるのだから


「よし

乗ったぞドラゴン 地上にレッツゴー!」


「きゅおおおー」大声を出しいなないたドラゴン


基本的には転移石で地上にあがるものだが

記憶媒体がないため使えない。

ドラゴンも地上というからなんとなく

上いけばいいだろうと 

ダンジョンの屋根を豆腐のようにエグリながら

地上に、

マッハで突貫(とっかん)していくのだった


地上 東京ダンジョン付近で


「ん?地震か? 最近多いしなあ」

と一般人


ゴゴゴゴゴゴゴゴ 

とさらに大きくなり震度5くらいか…

みんな、パニックにならないよう

しゃがみ込んだり

建物に避難した


すると巨体が、空中に打ち上がり

ドカン

っと爆風がきた 窓ガラスは割れ

植えてある木々やら自転車やら

爆心地と思われる巨体が出てきた場所を

中心に吹っ飛んでいった



急にあたりが暗くなる

「な、なんだ?」

と一般人はみんなそらを見上げてた


巨体がゆっくり降下してくる

バサっバサっバサっバサ 

翼をはためかせて


漆黒のドラゴンだ

地上に突貫する際マッハで壁をつきやぶった

せいかところどころ摩擦熱で赤みを帯びていた


太陽に照らされより神々しく 赤黒く輝いていた


「ど、ドラゴン」

みなの携帯は地震速報のアラームが

けたたましくなっていた



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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