第5話

地球 日本でのダンジョンを経験し

自国 異世界に帰還した黒騎士

「ふい〜っ」

まあコミュ症なりにはいい経験できたわ

と満足気


宝物庫に黒のフルプレートをぽい

エリクサーぽい

まあ適当にぽいぽいしてから出ると


「坊ちゃま」


美しい声色だが 棘がある声で呼ばれる

「あ、メイド長か」


「あ、メイド長か

ではないです どこをほっつき歩いてたんですか」

怒ってる。



「家出」

パパんは俺を王にしようとする。

絶対やだ


「家出って小一時間くらいですが」



「それでも家出」

真剣な顔でクロノキシ


「ぷぷ(笑)」

堪えれず吹いたメイド長


「坊ちゃま 王がお呼びてございます

わたしといきましょう」


「やだ」


「やだじゃありません」


「やだ~」

ダッシュでメイド長を撒くクロノキシ



「そうかにげられたか」

クロノパパんこと 王


神をも超える 力 魔力 家族思いの王なのだ


「申し訳ありません 毎度毎度」



「仕方ない あやつはもう私などを超えとる

まだあやつを王にしてほしいと民衆が騒いどる

まあわたしもそれで安心して任せれるが、まだまだ心は少年のままだ 教育はしたいが

いつも勝手に宝物庫の魔道具をおもちゃ変わり

に遊ぶ子供よ」


「今日も宝物庫にやっぱりいました」


「厳重な警備でもだめだ…

一騎当千の騎士を警備に当たらせても出し抜く

ありゃ、無理だ 

そもそも宝物庫は神より借りた神器やら、

触れただけで即死のフルプレートやら

封印してる魔道具ばかり 

一般のものなら触れすらできんはすだ」


「さすがは王の御子息でございますね」

 

「それほめてるんか?」

というか、あまり威厳のないやり取り

けどパパんは寛大な王なのだ






まあでも俺は魔力0 ダメダメ王子なのだ

わりと慕われてはいるがもちろんバカにもされる

弱々王子悪ガキで偉ぶっていたいのさ

だから時期王には いや女王に 

妹をしてくれメンス

あの子は俺とは違い魔法も

何もかも他者認める天才だから



ただこの王子は行く先々でいろいろなものを

救ったり 悪者を過激に成敗したりと

こちらの異世界では黒騎士は王子 

わりと知られていた。

暖かい眼差しを王子は勘違いし

魔力0 弱々とあざ笑われていると勝手に

思いひねくれてた。

まあただの反抗期だ。


今まで喧嘩や戦闘も無敗 基本的に全て楽勝

パパんは魔法やアイテムやら、いろいろせこい

手をよくつかう まあ戦略とかいうけど

それでも生身のおれが勝つ

多少苦戦するが


まあヨイショされてると思う

だって毎回毎回 王になる勉強 

家庭教師をわんさかどこからか呼んでくるから

やる気を出させたいのだろう



パパんは世界 いや神界や冥界 

宇宙上でも最強無敗の男で英雄とされている。

まあ本当かは知らないけど

多分厨二病だ。


だとしても魔力0のおれが勝てるわけがない


周りもヨイショしといたほういがいいって

空気になるわそりゃ


ぱぱん王一家は家族を溺愛で有名だから 

おれになにか不都合あれば 

相手は破滅まぬがれない。

まあ何人もみてきたし


そんなふうに育てば多少ひねくれるわ

と自分を正当化しといた。

なので今後は王になる授業 

お勉強をさぼり

いろいろな世界にいって

俺を知らない世界でたのしむんだ!


これがこれから始まる全世界を震撼させる

物語の序章にすぎない。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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