十五話 ミルレームとアズバーグ結婚する(前)
結婚式の日は快晴で、実に気持ちが良い結婚式日和だった。らしい。
私は朝から大忙しだったからよく知らないのだ。朝のお日様を満足に見る暇もなかったので。
正確にはもう一週間くらい前から私は研究室にも行けずに社交まみれだった。諸外国の王族の皆様の到着の歓迎パーティともなれば、私だって出ないわけにはいかない。
この場合、私はホストの立場になるわけで、そうなれば顔見せだけでは当然終わらない。準備その他は王城の侍女や王妃様にお任せすれば良かったのだけど、宴が始まったらお客様を出迎え、終わったらお見送りするのがホストの仕事だ。
つまり、最初から最後までいる義務がある。無茶苦茶大変だったわよ! 普通の貴族の皆様でも緊張するのに、外国の王族の方々のお相手なんて荷が重すぎる。
私の教育は行き届いていたし、元々研究のために書籍を読む関係上、外国語を学んでいたからかなり遠くの国からいらした方とも話す事が出来ない事はなかったけどね。それでも異国の人と会うなんて初めての経験だ。緊張したなんてものではなかった。
ただ、慣れれば外国の話は面白かったし、私が錬金術師だと分かると「我が国にはこんな錬金術がある」というお話をして下さる方もいて、それは興味深かったわね。
何でもやはり蒸気機関を利用した錬金術は各国で開発が進んでいるようだったわね。こ、これは負けてはいられないわ! 王国ではまだ蒸気機関は実用化途上なんだけど、このままでは他国に開発競争で負けてしまう。国王陛下に頼んで、外国から輸入して構造を分析するか、それともお金を払って技術導入をするかしないと!
もっとも、錬金術の魔法的な部分については王国が一番進んでいるんだけどね。王国では普通に使用されている魔力灯も、ほとんどの国では先進技術で、王国から技術を買って生産している状態なのだそうだ。水を生み出すコップなんかは再現出来ないと嘆いていたわね。
錬金術は魔法式とそれを起動させる魔法陣の組み合わせが肝なので、魔法式が理解出来ないと魔法陣のコピーは出来ても応用は出来ない。この魔法式の分野で王国の錬金術師は他国の錬金術師に優っているのだ。
これで王国に科学技術の先進的な研究が加われば、王国はより栄えることが出来ると思うんだけどね。
と、他人事のように言っているけど、これから結婚して正式な王族になり、王族の錬金術師というある意味錬金術師協会のお偉いさんよりも上の立場の錬金術師となる私は、そういう技術導入や王国の錬金術の向上を指導出来る立場にある。
国王陛下や王妃様は既に私にその辺の事を期待しているらしいのよね。「錬金術に関することはレームに任せるから」と言われた事があるもの。
もっとも、それには錬金術師協会の協力が必要だし、協会のお偉いさんにはお世話にもなっているから、王族だからといって頭ごなしになんでも言えるかというと、そんな事はないんだけどね。
それと、私が王族入りする事になって。魔術師協会が臍を曲げているという話も聞いている。魔術師は何度も言う通り、魔力持ちのエリートだ。魔力が多い者は大体魔術師を目指すし、身分が高い生まれの場合も多い。
なのでプライドが非常に高く、魔術師協会の幹部にでもなればそこら辺の貴族よりも余程威張っている。錬金術師なんて魔術師の落ちこぼれがなるものだと馬鹿にしてもいるらしい。
それが錬金術師である私が王族になり、魔術師協会の偉い人よりも上の立場になる事に、どうやら危機感を抱いているらしいのだ。王国が魔術よりも錬金術に重きを置くことにした兆しでは無いかと考えているようなのだ。
この百年ばかり、科学技術の発展は目覚ましく、いろんな発明がなされ、それがどんどん利用されるようになっている。そういう新技術と親和性が高いのは、魔術よりも断然錬金術だ。そもそも科学の発展は錬金術師が長年行ってきた実験から始まっていると言っても過言ではない。
魔術は凄い力なんだけど、あまりに凄過ぎて発展性がない。どうしても個人の能力に依存するので、どんな偉大な魔術師でもその遺産を後輩の魔術師に引き継がせる事すら難しいのだ。同じ呪文や魔法陣を使っても魔術が再現出来ない事の方が多いのである。
錬金術はその点、個人の才能に依存しないことを基本としてきた。場合によっては平民にすら使えるように、魔法式を洗練させてきたのだ。少ない魔力で起動出来る術と、科学技術が結び付いた時、錬金術は魔力よりも大きな力を発揮出来る。
そういう錬金術の優位に気が付きだした魔術師は焦りを感じているのだ。魔術に錬金術を取り入れる試みをしている魔術師も多いのだが、魔術師のプライドが邪魔して上手くいっていないようだ。
そんな中、錬金術師の私が第四王子の妃になるのである。国王陛下が錬金術を非常に重視している表れだと考えられて当たり前である。実際、そうでなければ事情があったとはいえ、国王陛下が何処の馬の骨かも分からぬ錬金術師である私を、息子の妃にしようなどと考える筈もない。
魔術師協会は国王陛下に不信感を抱いてしまったらしい。勿論だけど、魔術師も王国にとっては大事な存在だ。国王陛下は懐柔に努めていると仰っていたけどね。社交で私も何度か魔術師協会の偉い人とお会いしたけども、実に微妙な態度だった。うーん。別に魔術師と錬金術師は敵対する関係では無いのだから、仲良くして欲しいんだけどね。
◇◇◇
私は結婚式前日は王城に用意された部屋に宿泊し、夜明け前に丁重に起こされて準備を始めた。まずお風呂からね。身体の隅々まで磨き上げられる。ムダ毛まで丁寧に剃られてしまった。……どう考えてもこれ、新婚初夜のための準備よね。私とアズバーグの結婚は白い結婚だから、そんな準備は無用なんだけど。
それからお化粧だ。このお化粧については、何日も前からどんなお化粧にするかの検討が、王妃様まで参加して行われていた。
「せっかくお美しいお妃様なのだから、来賓の皆様に印象付けたい」
とセイルイやモルメイ、王城の侍女達も含めて激論が交わされた。私? 私はお化粧なんてよく分からないもの。以前は完全なすっぴんで通していたんだし。
結局、素材が良いのだから誤魔化さず、すっきりとした化粧にすることに決まったようだ。あんまり厚化粧だと暑苦しいからそこは助かった。ただしその代わり、何週間も前から私は入念にお肌と髪のケアをされ、実験作業で肌を汚したり傷付けたりしなようにと厳命されたわよ。王妃様直々に。
数人がかりで私の顔に化粧水を叩いたり、ファンデーションを塗ったり、筆でなにやら描いたりされて、私はジーッと耐えた。
その間にもドレスがどんどん着せ掛けられて行く。三着も作ったウエディングドレスの最初の一着だ。繊細なレースで飾られた滅も眩むような豪華なドレスである。ちなみに、私が仕掛けをしたのはこのドレスではなく、三着の内最後に着る予定のものだ。
白い長手袋を着けて、これもレースで覆われた靴を履いてようやく完成である。二時間くらいは掛かったんじゃないかしら。既に気が遠くなりそうだ。
もちろん、これは準備が終わったに過ぎない。私はすぐに王城の部屋を出て、王族用の出入り口から馬車に乗せられた。この馬車も白を基調とした超豪華な馬車で、王族の結婚式で使われるものなのだそうだ。
王城から大聖堂まではそう遠くはない。馬車は程なく到着して、私は介添人のエルバイヤ夫人(公爵家出身の方である)に手を取られて馬車を降りた。
流石に息が止まったわよね。馬車を降りた場所から二百メートルくらい先の大聖堂の入り口までは白い大理石で舗装された石畳なんだけど、その幅三十メートルくらいの石畳の両側には、見物人が黒山の人だかりを形成していたのだ。
それが私を見ると一斉に歓声を上げた。
「おめでとうございます!」「大女神の祝福あれ!」「ミルレーム妃万歳!」「第四王子夫妻に神の祝福あれ!」
……ドーっと押し寄せてくる祝福の歓声に慄きながらも、私は何くわぬ顔をして静々と石畳を進んだ。幸い、道の両側には長い槍を持った衛兵が等間隔に立っていたから、人々が雪崩れ込んでくる危険はない。それでも見知らぬ人からの大注目を浴びる事自体、初めての経験だったから、それは怖かったわよ。
石畳はその先で階段に行き着き、十五段の階段を登ったその先にようやく大聖堂の入り口がある。
そこに濃紺の生地に金糸の装飾が輝き、白いマントを肩から羽織った金髪青目のハンサムがニヤニヤしながら立っていた。
「もう少し愛想良くすると良いぞ。ミルレーム」
「無理ですよ。もう一杯一杯」
私が辟易とした気分で応えると、アズバーグは私の手をいきなり掴まえてそのまま大きく上に上げさせた。階下に見下ろす群衆はその瞬間大歓声を上げた。見れば、大聖堂の前の大きな広場が人で埋め尽くされている。それどころか広場周りの建物にも人が鈴なりだ。
うへーっとなる私とは対照的にアズバーグは晴れやかな顔をしていた。そしてこんな事を言った。
「慣れておいた方が良いぞ。その内、これが君の日常になる」
これは「私はその内王になり、君は王妃になるのだから、民衆の歓声に応える事ぐらい普通になる」という意味だったのだろう。当時の私は勘弁して欲しいわーくらいにしか思わなかったのだけど。
私はアズバーグに手を引かれて大聖堂の大扉を潜った。古式ゆかしい大聖堂の中は薄暗い。なので明るい外から入った私は一瞬視界を失った。
途端、わーっと大歓声が再び降ってきた。目が慣れると、広い大聖堂の中にとんでもない数の人々がひしめいているのが分かった。今度の人々は庶民ではない。その証拠に、皆様色とりどりの格好でおめかししていた。
ここにいるのは王国の高位貴族の皆様、そして外国からの来賓の方々である。その先日までの私であれば声も掛けられなかったような高位の方々が、私とアズバーグの結婚を祝福して手を叩いて下さっているのだ。
ちょっと頭がクラクラした。私とアズバーグは大聖堂の入り口で、来賓の皆様に手を振って応えた。
その時、アズバーグが言ったのだ。
「これは契約結婚だ。君が私に望むのは我が家の保護と、予算だけだろう。これは君がそれを手に入れるための婚姻だ」
いきなり何を言い出すのかとは思ったけど、その通りだわね。
このところ、彼がその事を忘れているんじゃないかと危惧していたので、忘れていなくて何よりだ。
「安心せよ。このアズバーグ・アイヒルークと結婚することで、君はそれら全てを手に入れる事が出来る。だから安心して君は嫁いでくると良いぞ。レーム」
そう言いながら、アズバーグは私の腰を抱き寄せた。来賓の皆様から華やいだ声が上がる。言行不一致にも程があるじゃない。私は近付いてくる彼の顔を押し除けつつ小声で言った。
「あ、アズバーグ様! 契約書には『これは白い結婚』であるとも明記されていたはずですよ!」
そんな事を来賓の皆様に知られるわけにはいかないからね。
「そんな事はどうでも良いではないか」
「良くありません。契約を守らない気ならこの結婚はなしです!」
私が断固として言うと、アズバーグは苦笑した。もう彼のこの表情の意味くらいは分かる。全然諦めていない顔だ。これは。彼は私を絶対に完全に手に入れる気なのだろう。
「残念だ。こうして着飾ると君はとってもチャーミングなのに」
……そしてその褒め言葉が嘘でないことも分かってしまう。彼は事あるごとに私の容姿を褒めるし、私に愛を囁く。いい加減。男女関係に疎い私でも、彼が本気で私を求めている事は感じ取れるようになっていた。これほどあからさまならそうなるだろう。
「これは契約結婚だ。しかし私はお構いなく君を愛し、溺愛し、幸せにすると誓うよ。愛しいミルレーム!」
その言葉に私は、自分がもう彼から逃げられないのだと実感して慄いたのだった。
私とアズバーグはそのまま、来賓の皆様の間を進み、巨大な女神像の足元まで進んだ。神像の前には国王陛下と王妃様がいらしゃった。ちょっとホッとする。私にとってこの義理の父母になるこのお二人は、既にお会いするとホッとするような存在になっていたのだ。
「おめでとう。アズバーグ、ミルレーム」
王妃様が言って私に百合の花を一輪渡して下さった。国王陛下はアズバーグに麦の穂を渡している。私たちはそのまま神像の前に進み出て、大神官から祝詞を授かる。私とアズバーグは跪いて静かに頭を下げた。
「二人の前途に女神様の祝福あれ。そもそも結婚とは大女神様の元生み出された最初の男女が女神の祝福を受けて結ばれた事を始まりとす。それからに男女は……」
長い祝詞を聞きながら、私はこの時初めて不安を感じていた。
私は愛のない契約結婚で、私は研究の為に、王族予算を使い放題という条件の為に、アズバーグと結婚するつもりだった。
しかしながら実際はどうだ。
まず、アズバーグは私と本気で結婚する気満々である。私の事を愛しているというのを言葉でも態度でも示し続けている。彼のその様子を見て、私とアズバーグの結婚が契約結婚だなんて思う人はいないと思う。
アズバーグのご家族である王室御一家にも温かく迎えられ、本当の家族として扱ってもらえている。錬金術師の師匠に買われて以来、家族の愛情とは縁遠い世界で生きてきた私に、王妃様は母親の愛情を注いで下さった。
つまり、今や私とアズバーグの結婚が、契約結婚だという事になっているのは、完全に私の都合なのである、最初に提案したのはアズバーグなのに!
そう。どんどん逃げ場がなくなっている感覚がするのである。王室の皆様も、お屋敷の皆も、アズバーグも、私とアズバーグが本当の夫婦に、普通の結婚をするのを望んでいる。ちゃんと夫婦になって、子供を作って、国王陛下と王妃様のような明るい家庭を築くことが期待されているのだ。
それを知りながら、アズバーグはわざわざ結婚式の最中に、わざわざ「この結婚は契約結婚だ」と明言した。私の望みを叶えるための結婚であると言い切ったのだ。
これはつまり「あとは君次第だよ」と言っているのだ。契約書の中にわざわざ入れ込んだ「お互いの合意があればいつでも変更可能」という約束が生きてくるわけである。
私が「正式な結婚に変更しましょう」と言えば。私とアズバーグは普通に結婚する事になる。誰もの望み通りに。
困った事に、そうすれば全てが丸く収まるのである。なにしろ、契約結婚、白い結婚となればアズバーグには子供が生まれない事になってしまう。これは、アズバーグがもしも公爵にでもなってしまうと、後継が出来ないという大問題になってしまう。
アズバーグは独立して王様になる予定みたいだけど、それならそれでやはり後継は問題になるだろう。私とアズバーグが全く愛し合っておらず、彼が私以外に愛人をいくらでも持っているならそんな心配はいらないんだけど、今やアズバーグは私に操を立てている状態だ。私が産まないと彼に子は出来ない。
私は彼が指摘したとおり、義理堅くて責任感が強いところがある。周囲に期待されると応えたくなってしまうのだ。
アズバーグが、最初に感じていたような遊び人であれば良かったのだ。そうであれば私は、この契約結婚に何の後ろめたさも持たずに済んだだろう。どうしてこうなったのか。私は頭を抱えてしまいたい気分だった。
祝詞が終わり、聖香が振りかけられ、私達は神像の前で跪いたまま結婚の誓いの言葉を述べる。
「「今この時より、死して大女神様の元に召されるまで、我らは二人共に生きると誓う。いつ如何なる時も手を携え、協力し、愛し合い、どんな苦難も乗り越えて共に包むと大女神様に誓います」」
誓ってしまった。契約結婚で白い結婚だろうと、女神様への誓いは誓いである。
アズバーグと二人、死ぬまで協力して生きて行くと私は誓ってしまったのだ。ちなみに女神様に誓ってしまった以上、離婚は非常に難しい。私も良くは知らないけど、外国にある聖地の神殿に行って配偶者から隠れ、一年以上神殿から出ず配偶者にも見つからなければ離婚が成立するとかなんとか。外国に行くのは非常に難しいので、離婚は事実上不可能であると言い切って良いだろうね。
まぁ、本来この誓いの言葉には「子を産み家族を増やし」とか「子孫繁栄に努める」などの言葉が含まれる事が多いのだけど、そこは慎重に省いたんだけどね。
誓いの言葉をもって私とアズバーグの結婚は成立した。もしもこの結婚を大女神様がお認めにならない場合、天から雷が降ってきて二人を焼いてしまうと言われているのだけど、そんな事は起こらなかった。私達の前途を祝して、来賓の皆様が暖かな拍手を下さる。
私達は進み出て、窓から光が差し込み、集まるように計算された場所まで進み出た。……誓いの口付けの為である。
これは、儀式としてどうしてもやらなければならない。一応は二人の愛に嘘は無いと神々に証明するという意味があり、来賓の皆様にも二人の仲の良さを見せ付けて安心してもらうという意味もあるそうだ。なので「無しに出来ない?」という私の提案は各方面から見事に却下された。
私は男性とキスなどしたことが無い。別に最初の口付けに価値なんて感じてはいないけども、相手がアズバーグでもそれは仕方がないと思うけども、こんな公衆の面前でしなければならないというのはちょっとどうかと思う。まるで見せ物だ。
だが、まさかスルーは出来ないわよね。私は渋々アズバーグと向かい合った。アズバーグは手慣れた感じで私の顔に被ったヴェールを上げてくれる。そしてそのサファイヤ色の目を細めて言った。
「綺麗だよ。ミルレーム」
う、一瞬息が詰まった。油断した。私はこの時、迂闊にもアズバーグに初めてときめいたのだった。たぶん。
なぜ多分なのかというと、次の瞬間には唇を奪われており、恥ずかしいやら混乱するやらで自分の気持ちを確かめる余地がなかったからである。
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